
家の近くに幹線道路と、
その幹線道路に平行して走る旧道があります。
上り方面の幹線道路が渋滞する時間帯、
旧道は抜け道として使われることが多いのですが、
この旧道は途中で分岐していて、
片方は進入禁止(一方通行の出口)となっているので、
もう片方の分岐へ入り幹線道路に合流しなければなりません。
昨日のことですが、
私はその一歩通行を軽自動車で走っていました。
ちょうど幹線道路が渋滞する時間帯。
なんとその一方通行を一台の車が逆走してきました。
ちょっとむかついた私は、
とっさにその逆走車の進路を塞ぐように
車を停車させました。
逆走車の運転者(若い女の人)も
ムッとした顔をしてハンドルを切り始めました。
どちらも軽自動車。
このままではすり抜けられてしまう!そう思ったときです。
後から一台のバイクが私の車の横で停車したのです。
バイクなら余裕ですり抜けられる筈なのに、
わざわざ停車してくれている。
バイクのライダーさんも同じ気持ちだったのだと思います。
逆走車の運転者がかなり怒った顔で
ジリジリと車をバックさせはじめました。
私もジリジリ車を進めると、バイクもジリジリ進みます。
決してこの逆走車を逃がしはしまいと、
逆走車の出方を見ながらゆっくり進みました。
そしてとうとう分岐まで逆走車をバックさせ、
渋滞している幹線道路に合流させる事に成功しました。
やった!と思っていると、
それまで無表情だったバイクのライダーさんが、
少しにやっとしながら、グッジョブのAAのように
親指を立てて走り去っていきました。
その姿はとってもかっこよかったです。
ライダーさん、昨日は本当にありがとうございました。
長くなってスマソです。