娘に 「妖怪ウォッチのキャラクターを教えて」目を輝かせてたくさん教えてくれた。子供の妖怪ウォッチの話を聞きながら泣いた。

昨日、冬休みに入った子供を近距離の実家に預けていたので、
仕事帰りに引き取りに行ったときのこと。

母が「今日は孫ちゃんが、クリスマスプレゼントに妖怪ウォッチを貰って、
これがどんなキャラクターなのかとか教えてくれたよ」

と嬉しそうに言っていた。
そこから、私が子供の頃の話になったんだけど、
私も昔はポケモンにハマっていた頃は母に

「これがピカチュウで、これがプリンで~」

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って一生懸命教えていた。
その度に

「これがピカチュウだっけ?」

と他のキャラを指差す度に

「違う!こっち!」

と怒った気がする。
母も、当時全然覚えられなかったし、
今も覚えられないけれど、やっぱり孫でも子供でも喜んで説明している姿が可愛くて、
覚えようって思うんだけど、
この歳になるとみんな同じに見えると言われて納得した。
私も親になって、子供の好きなゲームのキャラが
ジバニャンしか知らないことに気づいた。
もう少し子供のことに目を向けて、耳を傾けようと思う。

家に帰って、久しぶりに娘に
「妖怪ウォッチのキャラクターを教えて」と言ったら、
目を輝かせてたくさん教えてくれた。
なんだか昔の自分を思い出して色々走馬灯のように駆け巡っていたら、
初めてサンタが親だと気づいたときのことも思い出した。

当時、自分は親は完璧で子供のことはなんでも分かっていると思っていて、
あえて意地悪ではないのだけれど、

親の「サンタさんに何をお願いする?」

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っていう質問に答えなかった。
散々

「良い子にしてないとサンタさんが来てくれないよ」

と言われてきたから、なんとなく

「じゃあ親は良い子にしていたら私に何をくれるんだろう」

って純粋に気になった。
なんか、良い子度?というか評価が知りたくなって、
あえて言わなかった。

そうすると、クリスマスの早朝に枕を見たら、
あったのはジャスコの商品券。
兄の枕元のには64のゲーム機。
なんだか差をつけられたみたいで、悲しくて泣いた。

でもよくよく考えたら、兄はクリスマスプレゼントに何が欲しいか
明確に出していたから親は買えたんだけど、
私は言わなかったから買えなかっただけだった。

ちゃんと商品券も兄のプレゼントと同等金額だったし、
今思えば悪くはないのに、その時私は

「私なんかのために親はプレゼントを選んでもくれない。
好きなものも分かっていてくれないんだ」

って思ってたけど、親になってみれば無理な話だって分かる。
共働きで、ましてや何も欲しいものを言わない子供のプレゼント把握するなんて無理だ。
そう思うと親に申し訳ないことをしたと思って、
子供の妖怪ウォッチの話を聞きながら泣いた。
自分は良い親のつもりだったのに子供の話を満足に聞いてなかったなーって気付かされて、
不甲斐なくて。

今日からは宿題だけじゃなくて、
子供のそういう話をちゃんと聞こうって思ったし、
なんだか親の有難味を無償に感じたので、
今日は母に花でも買って帰ろうと思う。

改めて子育てって難しいと思った……。
もっと頑張ろう!

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