彼のアパートに3年は経過しているお米が放置されていた。彼「もったいない」私が捨てた結果

学生時代付き合ってた男と、
社会人になっても遠距離で付き合い続けてた。

社会人になってからは主に
私が彼氏のアパートに月一くらいで
会いに行って、ついでに家事をやっていた。

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ある日、物置にしてる空き部屋から、
密閉容器に入った米が2~3キロくらい出てきた。
何でも学生時代に友人から貰った米だとー。
3年は経ってた。
でも学生時代に彼氏が住んでた部屋は下宿で、
昼以外のご飯は出る。
つか、下宿の部屋で炊飯ジャーとか
見たことなかった。

彼氏に聞くと、
「米は棄てるの勿体無いから」
という理由で持ってきた、と。
貰って一回も食べてなかったらしい。

なら少しでも美味しく、と、
ちょっと水多くして油1~2滴入れて炊いてみた。
匂いはやっぱり古く感じたけど、
まあまあ食べられるご飯になった。
でも、彼氏は
「あの古い米だろ、美味いわけない」
と食べない。

やり方を変えて、おじや、ピラフ、
と作り方を変えても同じ理由をつけて食べない。
なら棄てたら?って聞いても、
勿体無いだろー。しか言わない。

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イラっとしたので、
彼氏がタバコ買いに行ってる間に、
ゴミ袋に米を入れた。
そのまま隠すように他のゴミも突っ込んだ。
密閉容器は洗って、
きっちり拭いて元のところに。

ゴミ袋は私が帰るときに
アパートのゴミ集積所
(曜日関係なく置けた)に置いてきた。

数日後「なぜあの米を片付けたのか」
とお叱りメールが。
貴方食べないじゃん、と返しても、
「友達の好意を無にした」とか、
「米を棄てるとかありえない、信じられない」
などなど。

私だって米を棄てるのに抵抗はある。
でも1番あの米を無駄にしたのは貴方じゃねぇか、
と思うとスーッと冷めていった。

その数ヶ月後、別な理由で
私が振られる形で別れることに。
悲しくも何ともなかった。

何の因果か私はその後、米農家に嫁いだ。
アラフォーおばさん、今年も稲刈り頑張るよ。
みんなも美味しいうちに食べてあげてね。

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