コンビニバイトさんだった嫁はお客さんに「行ってらっしゃいませ」と挨拶をしようと決意。その一番最初の客が俺だったそうで。

知り合った当時の嫁さんは、
コンビニのバイトさんだった。

嫁「ありがとうございましたー、
行ってらっしゃいませ」
俺「あ、えーと、行ってきます」

陳列棚の陰から
いきなり声かけられたんだけど、
俺、朝は頭もろれつも回んなくて、
反応鈍かったんだよな。

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その頃の俺は出勤前にコンビニ寄って、
雑誌やコーヒーを買うのが習慣だったので、
その日も普通にいつもどおりに寄っただけ。

当時、人生初の一人暮らしと
アルバイトで張り切ってた彼女は、
折角だからって、
駅に向かう制服の学生や
ビジネススーツのお客さんなんかには
「行ってらっしゃいませ」
って挨拶をしようと決意していて、
その一番最初の客が俺だったそうで。

朝弱い俺としては、
その挨拶と朝から元気な彼女が
印象に残ってて、
そのうち、会計のついでになんとなく
世間話をするようになったりして、
そんなこんなで仲良くなったしばらく後、
彼女の方から誘われて、
付き合うようになった。

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ある日、風邪気味で
朝から微熱があったのを
隠してた彼女の様子に、
唯一気づいて心配してくれたのが
俺だったんだって。

それ以来俺の事が気になって、
今度あったら誘おう、
今日こそ誘おうって、
バイトの度に何度も何度も決意してたけど、

俺に迷惑がられそうで
なかなか切り出せなかったって、
彼女、ずいぶん後になってから
教えてくれたよ。

マジメな話、たとえそれが
打算に基づくものであったとしても、
受けた好意には好意を返すってのが
俺の規範なんよ。

元気な彼女のおかげで、
俺も朝ちょっと元気になれたからね
こっちだって気遣ってあげないと
いけないんだ。

今でも大事にしてる。
きわめて円満だよ

嫁さんまだ学生なんだけど、
携帯の待ち受けを俺の写真にして、
それ持って毎日学校通ってる。

俺より朝出かけるの早いから、
今は俺が毎日言うのさ
「行ってらっしゃい、がんばっておいで」

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