俺「1年の俺です、よろしくお願いします」
嫁「3年の嫁子です、よろしく」
が初めての会話だったはずなにの、実家に連れて行ったら実際は
俺「ヾ(´∀`*)ノだー、だーヾ(´∀`*)ノ」
嫁「・・・俺ちゃん?こんにちわ」
が初めての会話だったと判明した。
嫁とは東京の大学のサークルで知り合った。
普通に交際して、嫁卒業、その後俺も卒業。
就職した年に西日本にある実家に嫁を連れて行った。
嫁が自己紹介したら、母親が「え?」となった。
嫁の名前は割と平凡なんだが、漢字がちょっと変わってる。
ヤマダハナコが山田花子じゃなく、山田葉菜子のような感じで。
母親が、もしかして〇〇って漢字は〇〇?
お母さんの名前は〇〇?とか色々聞いてきた。
母親同士が昔の知り合いでした。
俺母いわく嫁は、嫁母親にそっくりらしい。
嫁母親は嫁が中学にあがる前に亡くなってて、
俺は会ったことなかったんだ。
俺母は東京に住んでいた頃に、
嫁母と趣味を通じて知り合い意気投合して
毎週のように遊んでいたらしい。
数年後、俺母は地元に戻り結婚して俺誕生。
俺が1歳の頃に東京で嫁母と嫁と会って遊んだのが
初めての出会い
その後、嫁が小学生になったり俺が幼稚園に入ったりするうちに
連絡が途切れたそうで嫁母が亡くなっている事を知らなかったらしい。
嫁は、自分が産まれる前の嫁母の写真を見せてもらったり、
話を聞いて大感激してたよ。
東京に戻ったら嫁祖母、嫁父に会うと言ったら
俺母が自分も連れていけと言い出し一緒に東京に戻った。
俺母は、嫁祖母や嫁父とも面識あったらしく
向こうの家でも俺達そっちのけで思い出話。
お嬢さんをください発言する前に、
結婚式の話を親同士が話していて止めるの大変だった。
そもそも結婚をいずれしたいという挨拶だったのに、
すぐに式場巡りをするよう指示されたわ。
ちゃんとしたプロポーズしてないのに。
その後ちゃんとプロポーズして式場決めて、
披露宴の時に流す昔の写真を実家で探していたら
嫁の内祝に付いてた命名カードが出てきて嫁大感激。
嫁母が書いた俺誕生時のお祝いの手紙が出てきて嫁大感激。
作業がちっとも捗らなかった思い出。
嫁母という存在があり、お互い義家族には可愛がってもらってる。
残念なのは、その初めての出会いとなった日の二人の写真がないことだな。