元夫と元義実家にした仕返し。
私の婚前預金を使い込み、
勝手に二世帯を建てやがった。
ATMでちまちま○万ずつ預金を下ろし、
せっせと義実家に送金してたらしい。
入籍記念に暗証番号を二人して
入籍日に変更したのが間違いだった。
で…これが発覚したのが私の誕生日。
自宅マンションを開けると元夫元ウトメ元コトメが
クラッカー鳴らしてお出迎え。
一通りお祝いを受けて、鬱陶しくも嬉しくもある私を
サプライズと言って目隠しをして車で
どこかへ連れて行った義実家勢。
アイマスクを取るとご立派な二世帯住宅が…
元トメは大袈裟な身振りをしながら
「これが○ファミリーの新しい家よ!
嫁ちゃんの内装は好きなブルーにしたの!」
(別に青なんて好きじゃない)
正にはぁ!?状態の私。
ぽかんとしている私を言葉も出ない位
感激してると思い込む皆さん。
「お前うっとりしながらビフォアアフターとか観てたじゃん?
やっぱ一軒家っていいよなーこれからは…」
上機嫌なアホが語るのを遮り
「ちょっと待てお前ら…頭金ナシで建てたのか?
おいオッサン(ウト)一昨年自営潰したよな?
借金あってその年でよく金借りられたな?」
と血の気が引きつつも突っ込んだ。
「いやーそれがパパさん
(ウトの一人称)じゃだめでなー息子君のローンで…」
と禿頭を撫でながら照れ笑いする元ウト。
え?喜んでないの?嬉しくないの?何で?
と言いたげな面した旦那の顎を掴み
「お前車のローンまだ残っててその年収でよく貸して貰えたな…
頭金ナシで何年返済だ?あ?」
と渾身の握力を掛けて詰問する。
「いや、俺とお前の共同名義で…あとお前の貯金頭金にして…」
とボソボソ答える元夫。
そこからは記憶が定かではないが
かなりの大声上げて怒鳴るように問い詰めた。
なぜ私に何の打診もなく家、しかも二世帯を建てたのか、
なぜ私に何の打診もなく預金を引き出したのか、
なぜ本人の承諾ナシにローンが組めたか。
周辺住民になだめられ、気がついたら元夫泣いてた。
上記の事柄の返答はびっくりさせたかった。
ウトメと住んだら私が家事から解放されると思った。
結婚したんだから2人の財産、
私の為の家なんだから大丈夫だと思った。
コトメに私の振りをさせた。
(書類記入も私の書体に似せてコトメが記入)
…犯罪じゃん、とその場で110番。
泣きわめく元トメコトメ、何が悪いのか分かっていない元夫ウト。
ここからは離婚一直線。
まず弁護士、私側のローンの無効申請や
慰謝料プラス貯金の弁済請求。
ペッカペカの二世帯住宅は
「○ファミリー」の誰一人も住む事もなく転売。
入ったお金から私の預金分プラス利息と少ないながら
慰謝料と弁護士報酬を支払わせ、
ローン残高○千万円を背負った元夫を廃棄しました。
そして後日談。
元夫とは部署は違うが同僚、この件で元夫は左遷。
子会社で女の子に言い寄りまくってるとの噂を聞き、
子会社にいる同期に顛末を事細かにバラしておいた。
社内では総すかんらしい。
離婚前の話し合いで義実家を弁護士と訪問した際
ご近所のおばさま方に色々聞かれたので
こちらも包み隠さず話しておいた。
第二の被害者が出ないよう、元夫が女の子連れ込んだら
忠告しておいて欲しいとも頼んでおいた。
お節介なおばさま方のお心遣いで
逃げ切れた女性もいるらしい。