早生まれの長女を子育ての実験台にしてしまったこと
長女は産後健康状態が悪く、
また3月生まれだったので背も常に一番低かった
生まれた時は4000g超えていて油断していたら、
大人になった今でも140しかない

体のことを考えて運動をさせたおかげで、
背が低いのにクラスで二番目に足が早かった
一番早かったのは5月生まれの背が10センチ以上違う子だって
運動神経が良かったから好きなスポーツもさせたけれど、
何をやっても一番になれなかった
身長が低すぎた

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スポーツ教室の先生からも

「早生まれはスポーツで食べていくのは無理だ」

とはっきり言われた
勉強に切り替えたのはスポーツは諦めろと言われた中2から
だけどそれまで勉強させてこなかったから勉強のノウハウはなかった
偏差値も65しかない、中途半端

高校受験も第一志望の推薦枠を
「スポーツを途中で投げ出すような子には与えられません」
という学校側からの意味不明な圧力で
娘より成績の悪い子に与えられた

娘より内申が良かった友達も
難癖つけて推薦貰えなかったと聞いた
進学率をあげるために成績足りない子に
下駄を履かせて合格させる算段だと後から聞いた

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倍率5倍を超える志望校には
おなじ学校から5人受験したが、全員落ちた
受かったのは推薦で下駄履かせてもらえた子たちだけ
大学受験も同じだった
優秀な2類と普通な1類にわかれ、
2類は推薦がもらえなかった
大学には受かったけど今度は就活で苦労した
背が低すぎてやりたい仕事はできなかった
長女は本当に苦労した

次女は計画して4月頭に出産した
長女から学んだことをフルに活かし、
背が低く止まらないように治療もした
ピアノを学ばせて塾にも通わせた
学習発表会などでピアノの伴奏をし、
生徒会役員をしたことで理不尽な理由で
推薦を貰えない口実を潰した

ここまでやっても担任には
家に押しかけられるほどゴネられたが・・・
お陰で次女は160センチあるし、
高校も推薦で簡単に決まった
長女の就活の苦労を見ていたので高専に入れた
就活も楽に決まった

長女は今、先天的な病気が顔を覗かせて
苦しみながら治療してる無職
次女は早くから病院に行ってたおかげで
長女が病気を発症した年でもピンピンしてるエリート

長女には申し訳ないことをしたと思っているから、
できることは最大限やってる
長女の治療にもう150万は注ぎ込んだ
でもお陰で次女は長女を見下すし嫌ってる
長女は私達家族にほんとうに
申し訳ないという態度を崩さない

長女の子育ては失敗だったなんて
口が避けても本人には伝えられない
この罪悪感は墓場まで持っていく

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