虐待する奴なんか生きてる価値ない」と怒りで震えながら涙を流していた友人に下の子が産まれてから

アメリカで暮らしてた頃。
友人親子と過ごしていた時に虐待のニュースが流れ
「可愛い我が子によくこんな事が出来るわ…
虐待する奴なんか生きてる価値ない」
と怒りで震えながら涙を流していた友人。
二人目を授かり
「次は女の子みたいー。男の子でもこんなに可愛いのに、
女の子とかどんな感じなのかなー。
息子可愛さに娘を可愛がれなかったらどうしよう」

と言ってた。
下の子が生まれて3ヶ月を迎えた頃、
友人宅に遊びに行ったら、上の子が部屋の隅に座り、
ボーっとしてた。

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元々ぽっちゃりしてた子が、
5ヶ月会わなかっただけで、頬がこけて、
私や私の子が上の子に近付くと体全体に力を入れて、
目をギュッと閉じる姿に嫌な予感がし、
咄嗟に服を捲ると骨が浮き上がりまくり、
紫を通り越してドス黒い色になった体が。
友人の方を見ると悪戯っぽく笑いながら、

「やっぱり女の子の可愛さって男の子とは比べ物にならなくてー
汚い手で妹を触られたくなくてー
こっちがイライラするような事をするコイツが悪い
あんたも何かイライラする事があったら
サンドバッグ代わりにしばいて良いよー」

数ヶ月前まで息子を可愛がってた友人の姿は
跡形もなかった。

友人が授乳で席を外した瞬間に
友人宅の固定電話から警察に連絡してたら、すぐに友人に気付かれ、
「裏切り者が!」と殴り掛かられ、腕を折られ、
痛みに耐えながら子供たちを守り続けてた時間が私にとっての修羅場。
5分ぐらいで友人宅に警察が来てくれて助かった。
連行される間際まで
「私は悪くない!私が捕まったら娘はどうなるの?お前覚えとけよー!」
と叫んでたが、
上の子は殴られて上半身ドス黒い体、飢餓状態、
肋骨と腰を骨折、お尻に数十個・前の象さんの少し上の部分に
二個タバコを押し付けられた跡があり、私への傷害の件もあり、友人は懲役95年の判決。
何も知らなかった単身赴任中だったご主人も子の
養育の権利を剥奪され、子供たちは施設に引き取られたのち養子に出された。

自分は間違った事はしていないと思いつつも、
親子を引き離した事に罪悪感も感じ、
自問自答の繰り返しだったけど、去年、日本にいてる私を探し出し、
上の子の結婚式に招待してくれた。
嬉しさ半分、不安半分で参列させて貰った結婚式では、
兄、新婦、妹、兄妹の今のご両親、新婦のご両親、
沢山の新郎新婦の友人から感謝され、
沢山良い涙を流させて貰った。

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本当の父親から私宛ての
「あの時あなたが気付いてくれたお陰で息子は救われた。
本当にありがとう」と書かれた手紙を読んだ時、スーッと罪悪感が取れた。
もっと早くに会いに行ってれば、もっと早くに救えたのに…
そもそも虐待自体を防げたのでは?と後悔した事もあるが、
今は結婚式の余韻に浸っていたいと思う。

アメリカ人です。
瞬時に友人をサンドバッグにしてやりたいと
思ったぐらい腹立たしかったです。

50kg台前半ぐらいのスレンダー美人さんでした。
倒れた瞬間に二の腕踏まれ、手を上にグイッとされたら、
ボギッといきました。

パンチングバッグって言われました。
日本ではサンドバッグの方がパッと浮かぶかなと思い…すみません。

懲役の長さ…日本もこれくらいすればいいのに

日本で同じ経験をしても、服役が短い分、
逆恨みを恐れて通報するのも躊躇ってしまいそうです。

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