披露宴でスーツの男性が受付に。「ご祝儀はこちらへ」男性「請求書をお持ちしました」

学生時代の友人A子の披露宴の時、
受付をしていると、スーツ姿の男性が
近づいてきた。

披露宴の客だと思ったのに、
彼が封筒から出したのはご祝儀ではなく請求書。
金額は約150万。

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「A子さんがお金を返してくれないから貰いにあがりました」

と言われてもこちらもどうすればいいかわからず困惑していたら、
そこに新郎の弟が来たせいで事態は両家に知れ渡ることに。
相手は用意周到で、A子が借金の無心のために
送ったメールや自分の口座からA子の口座に振り込んだ控え、
こちらが督促のメールや文書を送っても
無視された経緯を全て書面にして持ってきていたので、
両家の親は気まずい雰囲気。 

どうなるかわからないまま披露宴が始まったんだけど、
入場してきたA子は始終暗い顔だし新郎も不機嫌で
二次会も早々に終了。

後で聞いたところによると、その日ホテルに泊まる
両家の親と取立てに来た男性の間で話し合いがなされ
ご祝儀から借金が返済されたのだが、新郎が

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「人の金を騙し取るような人と暮らす自信はない」

と、その場で結婚解消を申し立て、
入籍から数日で事実上離婚。

後日A子に会った時、

「借金を取り立てに来た男が最悪!」
「これくらいのことで離婚したがる新郎が最悪!」

と、現実逃避して他人を罵ってたから
それっきり会わなくなったけど、
今どこでなにをしてるのか誰もしらない。

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