父と血が繋がってないことを知った時かな。
小学校3年生の冬休み。
正月に叔父(父の弟)が遊びに来た。
父と叔父は朝から酒を飲んで語り合っていた。
どちらも酔うと声が大きくなる。
母と弟は買い出しに。
私は手伝いでお汁粉に入れる白玉を量産
リビングとキッチンが繋がってる間取りで
酔っぱらいの会話が筒抜け。
うるさいと思いながら作業してたら
父が泣きながら口走り始めた。
「○○(私)は俺の娘じゃないけど俺の娘だ!」
「俺みたいな良い男と結婚する時に話す!」
とか、叔父は適当に相槌を打ってた。
どうも私は母の連れ子で
私が1歳くらいの時に結婚したらしい。
あの酔っぱらい親父…と思いつつ、
まあ、良いかと深く考えずに白玉作成。
そのうち、叔父が私がキッチンにいることに
気づいた
灰皿に水を入れに来たフリをして分かりやす
私の様子を伺う。
「何してるの?」
楽しそうに白玉を丸める私を見て
白玉に夢中で聞いていないと判断したようだ。
安心して酔っぱらいの所へ戻ったw
時は流れて中学。
血が繋がってないのを意識する訳でも無く、
普通に過ごしてた。
あるとき授業で血液型云々の話。
母と父からじゃ生まれない血液型w
面白いと思う程度で気にしなかった。
で、無事、成人して社会人に。
何が修羅場って私に結婚どころか浮いた話が
1つも無いことだと思う。