じいちゃんが死ぬ間際「お前はワシの孫やない、息子や」

じいちゃんが死ぬ間際、病室に俺だけが呼ばれて

「正行・・・お前はワシの孫やない、息子や」

って。

「これはワシとお前の母さんだけの秘密や・・・
だけんど、財産は正一(俺の親父)とわけぇ」

だと。

呆然とした。

2日後、じいちゃんは大往生。
このことは俺の中にしまっておこうと決心した。

しかし葬儀の最中、
じいちゃんが残した遺言の存在が発覚。
親父が親戚一同の前で読み出した。マズイと思ったが
しかし財産分与のくだりに俺のことは出てこなかった。

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俺の一存に任せるってことなのか・・・と思っていると、
最後に

「正行へ・・・」

と、俺への私信があった。
ここで暴露するのか?と思っていると、
こう続いた。

「ありゃ全部嘘じゃ。ビックリしたろ?はっはっは」

俺以外はなんのことか解らず、ポカンとしていたが
俺はじいちゃんが死んで、初めて泣いた。

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