京都のお祭りでみたクソ野郎

京都のお祭りでみたクソ野郎たちの話です。
常識と良識を持ち合わせた方には
胸糞だと思うので注意してください。
下手したら個人特定につながる可能性もあるので、
軽くぼかします。

猛暑の中京都のお祭りに行ったとき、
人混みから離れて木陰で涼んでいると
近くに若いのに量販店のものではなく、
質の良い浴衣を着て楽しんでいるカップルも休んでいた。
二人の話が自然と聞こえてきたんだけど、
浴衣は卸たてのようで、
しかもきちんとしたお店でオーダーして
購入したらしかった。

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男性は「やっぱりその○○柄のほうが似合ってんね。
そっち選んでよかったと思う」と褒め
女性は男性に
「そっちもトンボ柄(男性の浴衣)にして良かった思う。やっぱ可愛いもん。
私の下駄の鼻緒ともおそろいやよ」

と楽しそうだった。
カップル二人は少し話したあと、
暑いしお店ですずもうと人混みに戻ろうとした。
が、そのときそばでりんご飴やらグレープ飴を
食べていた男たちの一人がすっと女性の後ろに行き
食紅で真っ赤な飴の大きな一欠片を口から出し、
女性の襟足から選り抜きされた浴衣の中へ落とし入れた。

一瞬だったので一点だったけど、
ハッキリと浴衣に赤いシミがつくのが見えた。
溶けたらもっと大きなシミが広がるのは目に見えてる。
そして浴衣の性質上漂白剤なんか使えないし、
もうあの浴衣はダメになるのも容易に想像がついた。
追いかけようと思ったけど、
二人は流れのある人混みに紛れて追いつけなかった。
木陰に戻ると飴男たちは「お前マジでやる?」「ウケるわー」とバカ笑いしていた。
その後バカ笑いしながら冗談混じりに
責任の押し付け合いをしていたけど
自分たちは恋人もおらずボッチなのに、
あいつらはカップルで幸せそう。
多少嫌な目にあってもそれでイーブンという、
要は幸せそうに笑っていたから懲らしめてやろうという
理解できないような理由であんな取り返しのつかない
嫌がらせをしたらしい。

あまりに腹がたったので、
神社の敷地内で喫煙所でもないその場で
タバコを吸いだしたそいつらがポイ捨てした吸い殻を
全て実行者のカバンの中にそっと返しておいた。

その後某SNSを使って祭り関連の他人の投稿を
見ていたとき、少し気になって調べたら、
例の被害者女性と思われる人の投稿を見かけた。
確認はしてないけど、その人だと思う。
彼女は「一生懸命バイトして貯めたお金で購入した
一点物の浴衣を一日でダメにしてしまった」と悲しんでいて、

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「どこで失敗したんだろう。帯があるから
汚れたところにもたれたら、
浴衣だけじゃなくて帯も汚れるはずなのに」

「親からもお祝いでお金出してもらってたから、
あんたはガサツだバカだって家族からこっ酷く怒られた。
お母さんごめんなさい。お母さんの気持ち踏みにじっちゃった」

と自分がした失敗だと思い込んで深く深く落ち込んでいた。

私も見たことを書き込もうとしたけど、
女性は友達に恵まれているようで、
多くの方から慰められていたし
本人とも特定できていない。
それに人の口に含んだものを服の中に入れられるなんて
気持ち悪いことは知らない方がいいかもしれないと思い

「熱で溶けたりんごあめを他人の浴衣につけて
嫌がらせをしてる集団がいましたよ。
あなたも不自然な汚れなら、その被害にあったのかもしれません。
自分を責めないで」

と伝えるに留めた。

実はお祭りの際に交番に寄って見た出来事を伝えたんだけど、
こういうのは被害者から申し出がないと対応できないらしい。
本当に姑息で最低な男たちだった。

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