夫が病気で余命宣告をされたことがある
延命治療して数年寿命を延ばすか、
諦めて緩和ケアするか・・・と二人して途方に暮れていた
告知の翌月に、夫の従妹の結婚式があった
ちょっと遠い式場で泊まりになるから負担かもと考えたが、
従妹や新郎(←夫親友)、他の親戚に会うのも
これが最後かもしれないというので夫婦2人で参加した
式は恙無く進んだが、
式の最後のほうに私が名指しで呼ばれた
何かと思ったら新婦である夫従妹がうるうるしながら
「これまで(夫)くんと一緒にいてくれてありがとう。
(夫)くんがいなくなっても、新しい幸せ見つけてね。
新しい出会いへのブーケトスです!」
とブーケを投げられたので、とっさに叩き落としてしまった
夫が余命宣告されたのを知っていたのは、
夫の両親と兄弟、新郎新婦だけ
会場がざわざわしてる中で怒りで言葉もなく、
夫の腕を引いて式場を出て、披露宴も欠席して帰宅した
車内で「ごめんなぁ」と夫が泣くので、
こちらも泣けて泣けてどうしようもなかった
翌日に新郎新婦から謝罪があったが、
新婦はあくまで従兄嫁である私への感謝を示したかったのに
いきなり帰っちゃうから披露宴がお通夜みたいになっちゃったとふてくされてた
それで新郎新婦が大喧嘩して離婚だ何だと騒動になってたけど、
実はデキ婚だったとかで別れなかった
それ以降は従妹夫婦とは疎遠になった
ただ思いも寄らぬ幸運があって、
新郎と懇意にしている招待客の中で
医療系の方がいらっしゃったらしく
新郎から事情を聞いて、セカンドオピニオンでとある病院を勧められた
その病院で見てもらったら「余命?とんでもない」
と診断自体が間違っていたことが判明
元の病院では権威と呼ばれる先生に
診てもらっていたので疑いもしなかった
(この辺は元の病院と裁判寸前まで揉めて修羅場になりました)
セカンドオピニオンの病院で適切な治療を受けて完治し、
今は夫もピンピンしてる
夫従妹がどこで夫が存命なのを知ったのか
「それなら水に流して」と子供の幼稚園受験の
援助をお願いしてきたので、
むかついて即座に義父にチクって着信拒否にした
いったいどういう神経をしてるんだろう