寝れないし懺悔というか、黙認してしまった話。
うちの姉はテンパるととんでもないことをやる人間。
以前うちに泥棒がはいって姉と鉢合わせしてしまった。
姉はパニックになり、泥棒を麺打ち用の本格的な綿棒で背後からタコ殴り。
運よく泥棒は気絶してしまい、
姉はパニックのまま、映画で見た知識がブラバしたらしく
泥棒を荷紐で縛り上げた。
そろでも不安な姉は、布団袋に泣きながら
包んでさらに荷紐で縛り上げた。
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ここで俺帰宅。
号泣しながらずっと泥棒を綿棒で
叩き続けてる姉にびっくりしつつも、110番。
警察が来るまで待つ姉は、
泥棒が動き出すのではないかという恐怖でおかしかった。
「どうしよう起きたら殺される…」
「俺ちゃん、泥棒もう一回縛ろうよ…」
「顔にガムテープする?」
とか、もうテレビの思考。
で、俺が目をはなしたすきに、
ギャー!!と物凄い叫びが聴こえた。
見ると姉が泥棒にやかんの熱湯をかけてた。
「俺ちゃん…どうしよう…
目が見えると追いかけてくると思って…
熱いですか?
うわー俺ちゃんどうしよう!!」
すぐに119番。
警察にはやりすぎと怒られたが、
姉のパニックを警察官も救急隊員も見てたのもあり、
姉へのお咎めはなかった。
泥棒は余罪ありで10年以上を食らったので、
しばらくは心配ないと思ったが、
仕返しが怖いので元々地元では無かったので引っ越しした。
姉は名字も変わってしまって、
ばれないとは思うが、未だに自分や姉が
復讐されないか怖いし、自分の身を守るためとはいえ、
躊躇なく人間に熱湯をかけた姉が怖い。
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