私が夫を愛するが故に遠く離れることも予見していた夫が不倫していた

間もなく離婚だから今のうちに書く

夫に“好きにやりたいから離婚してくれ”と言われた
私は夫を心から愛していたので、自分自身の心が落ち着いたら
離婚届けを書こうと心に決め、時間をもらった

仕事を辞め、夫を思い出す全てのものから離れようと
生まれ育った街を出ることも決め、夫にもそれを伝えた

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ところが夫は社内の同僚と不倫していた
私が夫を愛するが故に遠く離れることも予見していた
私が遠いところへ行ってしまえば、ほとぼりが冷めたころに
二人一緒になれるからそれまで隠し通せということだった
何より、私が浮気に対し強い嫌悪感を持ち
法律を盾に毅然とした対応をとる事も夫はわかっていた
だからこそ愛人の存在を隠し、私をだまし離婚しようとした

結局夫は会社で懲戒処分、女は解雇
私は夫から蓄財のほとんどをもらった
女からも慰謝料をもらうことになった

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今現在、夫は女と別れ、実家で両親監視の下
引きこもりのような生活を送っている
私はというと今まで通り勤め続け、夫がいなくなっただけの
何も変わらないどころかむしろ以前よりも
心穏やかに暮らせている

あのまま騙され続けていたら、
私と夫は真逆の生活を送っていただろう

人を呪わば穴二つというけど
他人の不幸を願ったら自分にもまるっと返ってくることを
自らも心に置いておかなきゃいけないと思った

因果応報とはまたちょっと違うけれど
夫とうまくいってる時には夫の同僚や友人を自宅でもてなしたり
夫実家の冠婚葬祭に夫が都合が悪く(ってか行きたくなくて)
参加しなくても自分ひとりで顔を出したりしていたので
夫親族も離婚問題では私の力になってくれた
夫家族・親族はみんな本当にいい人だった
特に義母は本当にかわいがってくれ、最後は3時間も泣きながら話した
今でも一人暮らしの私を気遣い、
手紙を添えて野菜を送ってくれる

夫の裏切りで自分が尽くしてきたことの意味が
わからなくなりそうだったが
夫の周りの人間が私に対し誠意というか、私を一人の人間として
認めてくれていたのが改めてわかり、それも救いになってる
自分がやってきたことは間違いではなかったんだなぁと

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