10歳の頃に大型船から
夜の海に捨てられそうになったとき
夜に「甲板から陸地の夜景が見えるよ」
と連れ出されて母親に付いていった
ら兄(当時大学生)に抱え上げられ
何の躊躇もなく海上に放り投げられそうになった
とっさに兄のジャンパーを掴んで抵抗していたら
「何やってるんだ!」という声と共に
他の乗客が来て助かった
その後も殴る蹴るの虐待は無かったし暴言もないが、
冷たい家庭で無視されながら暮らした
上の兄弟たちは亡父の子で、私だけ違った
兄姉に私を捨てなければ
老後を見ないと言われた母が
「なら海に投棄しましょう」とあっさり提案したらしい
後年母親から「お姉ちゃんとお兄ちゃんが怒るから仕方がないの。ね?ね?」
と出ていくように促され
中学卒業後に大阪に出たが、
正直逃げ切ったと安堵している
母親は同じです
父親は探してません
母は酷いというより弱いんですよね
兄姉の父親である旦那に死なれて、
不安なところに現れた男に寄りかかったら妊娠
でも兄姉と親族が反対って言うから別れたみたいです
常に「だってお兄(姉)ちゃんがこう言うから…」
で自分の意見がないし
山に捨てられたときはまだ帰れると思ったけど、
海は駄目だった
夜の真っ黒な海に落ちたら死ぬしかないと必死でした
性別は女です
山に捨てられたというのは、車で兄姉の亡父の親類家へ
出向いた帰りのことです
運転していた兄が
「で、こいつ(私)はいつまで乗ってるの?」
と不機嫌になり
母に「ごめんね」と降ろされました
大人になって調べたらたいした山でもなく、
すぐに住宅地に出て助かりました
その親類は私にも普通に接してくれていたし、
母に「あの人と再婚しても良かったのに」と言っていました
その平等な扱いが兄姉の逆鱗に触れてしまったようです
長々と昔話すみませんでした