中学の時父に彼女ができ母にイラネされた

中学の時父に彼女ができ
子供の私まで母にイラネされた

頭の湧いてた父は離婚してすぐ彼女を家に呼び寄せ
父と彼女と私の三人暮らし開始

露骨な邪魔者扱いはされないまでも、
明らかに余分な物扱いで置いて行った母親を
恨みそうになるたびに
母も父の裏切りで傷ついたんだろうなって、
自分に言い聞かせていた

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会いに行っても顔を見ると父を思い出して辛い、
一緒には暮らせないって言われると
どうしようもなかったし

なのに、一年ぐらいたった時に
母がやってきて凄い剣幕で怒鳴りつけられた
「どうしてあの女なんかと仲良くしてるんだ!
私を裏切ったのか!」

円満にやらなければ
他に行くところがないという一心で、
波風立てなかったのが
母にはお気に召さなかったらしい

母の計画では、
私が感情のままに暴れ父と彼女にダメージを与え
2人が破局した辺りで
私を回収するつもりだったってさ

ああ、私って捨てられたんじゃなくて
復讐の鉄砲玉だったんだなって思った瞬間、
なんか今まで必死に守らなきゃ握ってなきゃ
我慢しなきゃって思ったものが全部溶けちゃった

割とさ、親の金で今まで通り生活してるだけ
って思うかもしれないけど
事の元凶どもに媚びるしかない状況って
学生の自分にはすごいストレスだったのね

なんか涙がぼろぼろ止まらなくて、
上記の事を嗚咽交じりに訴えたら
さすがに母も良心残ってたのか
場所がファミレスだったから人目気にしたのか、
おろおろし出しだしてさ
「もういいから一緒に暮らそう。引き取りに来た」
っていうんですよ

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あんだけ言ったじゃん
無理だっていうから無理やり納得したのに、
私が望んでいたものって
こんなに簡単に親の気まぐれで与えられちゃうんだって
疲労感が一周しておかしくなっちゃって、
「そういう性格だから離婚されるんだよ」って
わざとは傷つけるために言って別れた

今だって一度も思ったことなかったけど、
こういえば一番ダメージ入るなって考えから
その後何度かやってきて、
時には泣きながら謝られたけど
まったく心が動かなかった
ただ人間関係の主導権を
今度は私が握ってる気になって楽しかった

冷静になれば空しいんだけど
母を傷つける瞬間って
ホント例えようもないぐらい高揚するのよ
だから完全には縁は切ってない

おかしいかもしれないけど父とも縁は切ってない
父はその後、私の存在が影響したのか
私が高校入る前には彼女に去られ、
当時の事を無かったことにして接してくる

その態度に母の時の様な衝撃は感じなかった
そう来たかwってかんじ

お金は出してくれたし
最低限の親としての義務は果たしてくれたから、
私も最低限娘の義務は果たすつもり、情はないけど
例えば父が入院するとしたら
お見舞いとか金銭負担とか
父が私にしてくれるだろうことはするよ

ただあの時、このぐらいの負担だったら
父も私を捨てただろうなってラインに達したら
私も容赦なく捨てる気でいる
空想的なのは自覚してるけど
その日が来ることを想像するだけで
凄いテンション上がる

でも一度価値観瓦解しちゃって、
もう何を基準に建て直せばいいのか
わからないんだよね

だから楽な方、まだ感情が動く方に
転がってくのは分かってるけど
こればっかりはどうしようもない
まあもうちょっと時間たったら
考え方も変わるかもしれないし、
そうしたら前向きに考えてみるよ

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