ギャンブル好き旦那の経済DVが理由で離婚した。
息子が一人いて親権は私
引越しはしなかったため転校はなく、
息子の名字が変わるのが可哀想で、
息子の本籍はそのままにしていた
そして4年後、息子と話し合い、
名字を私と同じ姓にする手続きをするため戸籍謄本を取りに行った
それでわかったのだが、
元旦那は離婚が成立した翌週に再婚という形で、除籍になっていた
初めて不倫をしていた事を知った
結婚後は相手側の姓で。これは新規の借金をするための対策
だったのではないかと思う
(まだマイナンバーは導入されていなかった)
そして更に時が流れて離婚後10年たった去年の春、
元旦那から連絡が来た
曰く「自分は癌で長くない、息子に会いたい」と。
養育費支払いも
「俺の子じゃないに決まってる」
と拒否して面会も求めなかったくせに!
不倫を隠し離婚翌週にはシャアシャアと再婚しておいて何を今更!
と呆れるやら怒れるやらだったけれど
こんなのでも息子の実の父親であること
息子ももう19歳である事から息子に話して、会うという選択をしたため
まずは私が、先に別の日に病院へ会いに行った
父親を悪く言いたくなかったので、離婚理由は
父親が背負った多額の借金と息子には話してあったので
その点含めて元旦那に伝え、息子にとって
良い父親の印象のまま逝って貰うよう頼むつもりだった
病室の名前の札の名字は再婚時のままで、
ああ離婚してないんだなーとだけ思った
しかし簡単な挨拶の後「名字がどうして変わったの?」
と、わざと聞いた
すると元旦那「ある人の養子に入った」と、シャアシャアと再婚の事実を隠した
私「再婚したのかと思った」
元旦那「一度もしてない」
息する様に嘘をつく性根は死に際の今でも変わらない
そういえば、親の病気だ兄弟の借金だと、
あれこれ嘘ついて生活費を入れない口実をこねていたな
こういうところが信用できなくて大嫌いになったんだ、
と一瞬で離婚当時の気持ちが甦ってきた
息子を連れてくる日を約束して、帰り際に一言
「実は離婚当時、財産分与はしなかったけれど
夫婦の貯金が1000万円あったんだよね、
今も手を付けず頑張ってきたよ」
途端にニヤニヤとしだした元旦那を見て
「あーお金があると何とかしてせびり取ろうとする時、この顔をしてたわ」
と思い出した
でも、あなたは養育費を一円も払わなかったから、
これは養育費だと思って貰っておいたからね!
もしも寄越せというなら、離婚時に「俺の子じゃない」
と言って養育費支払いを拒絶したことを息子に話すし
絶対に息子には会わせない、葬儀にも行かせない
そう言ったら渋々了解、という感じで元旦那は受け入れた
ギャンブルに経済DVに小学生の息子を抱えて
パート勤めしか出来なかった婚姻生活で
1000万円も貯められる筈がない、
むしろ家計は火の車だったというのは考えなくてもわかるだろうに
わからないのだから馬鹿かと思った
金は天下のマワリモノとかいう
そういう金銭感覚だから後先考えずに
ギャンブルにつぎ込んでいたんだなあと…
それにしても、10年前よりも痩せこけた旦那の、あの悔しそうな顔!
何よりもお金が大好きな元旦那だから、離婚なんかしなければ良かった
もしかしたら今頃病気にもなっていなかったかも、とか後悔してるだろうな
と、溜飲が下がった
私の復讐はこれで終わり。
…のはずだったんだけど、第二弾が元旦那の死後、起こった
眠いし明日も仕事なのでまた書かせてください
こんな話、誰にも出来ないので
今嫁にした、さらに黒い復讐です
元旦那が亡くなるまで、息子は病院に頻繁に通っていましたが、
今嫁に会うことはありませんでした
恐らく再婚がバレてないと思い意図的に隠していたのだと思います
今嫁の登場は元旦那が亡くなった直後
亡くなったと連絡を受けて駆けつけた時、
そこで初めて今嫁に会って息子はとても驚いていたけれど
俺ももう子供じゃないんだから隠さなくても良かったのに…という好意的な反応だった
それでこの今嫁も、旦那に負けず劣らずの…でした
告別式が終わった直後に財産分与を請求してきたんです
旦那から聞いています、1000万円の貯金を分けなかったと
500万円は旦那のもの、旦那は亡くなったから、
遺産を相続する私のもの、という主張。
離婚時に1000万円もあるような状況な筈がないのに
旦那と同じに信じ込んでるのはともかくとしても
仮に500万円の財産分与があったとしても
息子の相続権は無視で自分が丸々全額相続できると思っている脳ミソとか
聴いてもいないのに「葬儀代はこちらで全額持ちますからね」とどや顔されたりとか
(多分30万円くらいだと思う、戒名すら付けなかったし参列者なんか10人もいなかった)
しかも息子の前で…何も知らないと思って
元プリンが言いたい放題なのでキレて怒鳴り付けたくなった
が、そこは息子の前なのでグッとこらえて
再会した父親を亡くしたばかりの未成年の息子も居る前で、
お金の話はやめてもらいたい、後日話し合いましょうと
話を強制的に切り上げさせました
あれはお父さんがあなたに用意した養育費の話の事だと思う
それにしたって1,000万円もない、
奥さんは何か勘違いをしていると、息子には後でフォロー
私はこの今嫁にも復讐する事を思い付いた
それから今嫁は一刻も早く500万円を手に入れようとしていたけれど
お金の話はせめて49日を過ぎてからですよねと諭したら
今嫁はあっさり引き下がりました
相続放棄は亡くなったと知ってから三ヶ月以内に
手続きをしなければならないんですよね
だから債権者も、最低でも死後三ヶ月は法定相続人への請求をしないんだそうです
今嫁は財産分与が1000万円あり、その半分が手に入ると何故か本気で信じきっていて疑わず
49日を過ぎても三ヶ月を過ぎるまではしつこくしてきませんでした
元旦那が借金を残しているだろう事は想像がついていたので、
私はその間に、息子の遺産放棄の手続きを。
これは後からわかったのだけど旦那の借金は350万円もあったみたい
今嫁の目論見は、500万円で借金返済→残り150万は自分のものになる、
相続放棄するよりウマー!だったのだと思う
死後半年になると消費者金融から、亡父の借金を払うか、
放棄したならその旨連絡を下さいという主旨の手紙が二件ほど来て
どちらも相続放棄をしたことを伝えて裁判所の書類を提出した
この頃からです、今嫁が「早く500万円!」としつこく騒ぎだしたのは
お察しだと思いますが今嫁は相続放棄をしていなかったんですよね、
ある筈もない500万円を手にいれるために。
息子を同席させず会い、思いきりすっとぼけましたよ
「私は元旦那さんに1000万円の生命保険なんかかけてませんし
かけていたとしても保険金は相続の対象外だから、
受取人ではない今嫁さんには権利なんかないのでは?」
「え?生命保険ではなく財産分与?別れるとき、
分ける程のお金なんてありませんでしたけど?」
「はぁ…裁判ですか…いいですけど、いくら調べて貰っても
そんなお金なんてないですし、裁判費用だけ嵩むんじゃ…」
「でも今嫁さんには遺族年金が下りますよね?
あ、社会保険料を払ってなかったんですか?」
あてにしていたお金がない、借金の放棄も出来ないと知ると
今嫁は真っ青な顔で発狂したみたいにこちらを責めてきたけど
いかにもドン引きしていますという態度で接していたら
最後には大声を上げて泣き崩れてしまいました
今嫁は死後すぐに旦那名義の車を相続して売払ったりしたので
今更相続放棄も認められず借金は丸被りすることになりました
これが先月の話なのですが、これで10年来の恨みはきれいに無くなりました
ちなみに10年も前になされなかった財産分与の権利がまだ有効になるのか
有効な場合でも本人が亡くなった場合、権利は相続人が相続出来るのか
ネットで調べてみましたがよくわかりませんでした
もし無効だったら、今嫁も調べもせずにもらえると
信じていたということですから馬鹿すぎますね