DV彼の家に行って「甘き死よきたれ」を口ずさみながらホームセンターで買った釘打ち機で、 中の物に手当たり次第に釘を打ち込みました

自分の記憶と、人から聞いた話で
つじつまを合わせてますから、
ちょっと変な所があります。

昔、元カレのDVで骨折と打撲で
深夜病院に担ぎ込まれました。
自分の部屋に戻ると、留守電には

「警察にチクったらわかってんな?」

という恫喝と

「ごめん、もうしないから許してくれ」

の泣き声。
恐怖というか、洗脳状態というか判断力がおかしくなってはいたけど、
さすがに殺されるかもしれないと思って、
友達の部屋にかくまってもらって、
友達の部屋でぼーっと色々なビデオやDVDを見ていた。

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エヴァンゲリオンの映画(最近の新しいのじゃないやつ)で
メサイアだったかな、ハレルヤが流れるのがあって、
そしたらいきなり周りがぱーーーっと明るくなった。

上を見たら金色の雪が降ってきて、
「やべ、死ぬのかな?」
っと思ったんだけど、
しばらくしたら金色の雪だか羽だけは
降らなくなった。でも周りはキラキラしてた。

いきなり、それまでの恐怖とか悲しいとか不安が消えた。
いままでブレーカーが落ちてたのが、
いきなりあがって「あれ、停電してたんだ?」みたいな感じ。

で、音楽はエヴァンゲリオンの映画の最後の

「甘き死よきたれ」

ってのんびりした曲調の歌になって、
それを聞いてたらとても楽な気分になった。

ずっと、その曲だけをエンドレスで聞いてて、

「そうだ、こんなとこにいちゃだめだ」

って買い物に出かけたんです。

ずっと、その歌を鼻歌で歌ったり、
車の中では普通に歌ったり、心の中で歌いながら警察に行って、
留守電テープも合わせて恐喝と傷害の被害届をだして
引越し業者の見積もりを頼みました。

そして、元カレの家の彼の住んでる離れというか
プレハブに入り、ホームセンターで買った釘打ち機で、
中の物に手当たり次第に釘をうちました。

元カレの洋服とか写真を一つづつ壁に打ち付けていく作業を
歌いながらやりました。枕にはなかなか釘が刺さらなかったのを
覚えてますが、それでも心は超ハッピーでした。

指が折れてるから手が痛いはずだし、
ケガの傷口が開いてガーゼが真っ赤になってたけど
痛みは全然ありませんでした。
「血で汚れてるw超わらえる」くらいの感じです。

まあ、そんな事をしていたので当然警察と救急車が来て、
私は病院に行きました。
私は頭部に出血があったか血栓があったらしいです。

警察で私がやった事の写真を見せられましたが、
部屋の壁に血のついた写真があって、
全部の写真の目に釘が打ち付けてある状態で
「うわっこわ」って、夜ねれなくなるレベル。
血がついて釘だらけの枕とか、ホラーゲームみたいでした。

ちゃっちいとはいえ、ドアはブロックで壊されていました。
そこらへん全然記憶がないのですが、元カレの家の人に

「暴力振るわれたけど、これはやり直すために必要なんです」

とか、きちんと受け答えしてたんだそうです。

もしかしたら、あの時脳内出血で死んでたり、
元カレにストーカーされて死んでたかもと思うと
シャレにならないですよね。
人を殺したりしたかもしれないし。

幸いにも短い入院で無事にマトモに戻りました。
元カレとは裁判で一度顔をみただけで済みました。

メサイヤと甘き死よきたれを聞くと、
いまでもあの時のハッピーな感じを思い出して、
ちょっと心が元気になります。

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すべてに愛されてる事を実感し、
すべてを愛せるくらいの満ち足りた気分だったんです。
宗教の人が、神の愛を感じたとかいうのって、あんな感じだと思う。

696:本当にあった怖い名無し 2011/10/07(金)01:26:29.10ID:YL8DxWw40
お…乙

裁判って誰の?元カレによる傷害?それともあなたのしでかした器物破損?

あなたの場合、頭部負傷による心神喪失状態での行為ということで、起訴はされないとは思うけれど

698:本当にあった怖い名無し 2011/10/07(金)01:52:18.24ID:y6MK9Oh20
>>696
元カレの傷害の裁判です。

被害届は取り下げしなかったし、
救急病院に行った時点で警察も来てました。

私の器物破損は、弁護士さんと一緒に、
裁判所の人何人かに、当日の事を話したくらいです。
警察にも言って話をしましたが、警察の人は親切で優しかったです。
普通の応接室っぽいところでした。

私の状態は頭部の負傷と麻酔や鎮痛剤で錯乱していた可能性が高い。

光がキラキラしてたのは、
その時瞳孔が開いていたか幻覚ではないかと
入院中にお医者さんが説明してくれました。

699:本当にあった怖い名無し 2011/10/07(金)02:00:48.20ID:YL8DxWw40
>>698
そっか、良かった。まさかとは思ったが、あなたが罪に問われたりしないで

その元カレは有罪になった?

701:本当にあった怖い名無し 2011/10/07(金)02:11:28.66ID:y6MK9Oh20
>>699
判決の出る裁判にいかなかったのでわかりません。
執行猶予がついたと思います。

あまり覚えてないけど、
民事での裁判は弁護士さんに全部まかせて多少のお金をもらいました。

早く終わらせないと、今度は元彼の頭に釘を打ってしまうかもしれませんから。

700:本当にあった怖い名無し 2011/10/07(金)02:03:15.57ID:y6MK9Oh20
いまだに怒るとか悲しいとかつらいとか、
そういう心がかなり鈍いです。

悲しい物語を読んだり、といった自分の心の動きでは涙もろくなっているのに、
人との関係で相手の感情が読みとれない。

そこはおかしい部分が残ったままというか、
脳のそういう部分が壊れたのではないかと思います。

 

「甘き死よきたれ」

庵野秀明監督訳

不安なの。
不安なの。
みんなに嫌われるのが、怖い。
自分が傷つくのが、怖い。
でも、ヒトを傷つけるのが、もっと怖い。
でも、傷つけてしまう。
好きなヒトを傷つけてしまう。
だから、ヒトを好きにならない。
だから、自分を傷つけるの。

嫌いだから。
だいっキライだから。

好きになっては、いけないの。
だから、自分を傷つける。

優しさはとても残酷
心を委ねたら、私は壊れてしまう
心が触れ合えば、あの人は傷つく

だから、私は壊れるしかない
無へと還るしかない

無へと還ろう
無へと還ろう
それは、優しさに満ち満ちたところ
そこは、真実の痛みのないところ
心の揺らぎのないところ

無へと還ろう
無へと還ろう
他人のいない無へと還ろう
無へと還ろう
無へと還ろう
他人のいない無へと還ろう

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