俺も族に間違えられて酷い目にあったよ(´・ω・`)
住宅街の片側一車線の道を夜中にバイクで走ってたんだ。
バイクはSTEEDってアメリカン。
居酒屋のバイト帰りで時刻は夜の一時くらい。
本業は真面目な大学生です。
ある晩の帰り道、
三台のバイクが低速で
道いっぱいに広がりながら走ってて、
その後ろに白のセルシオが走ってた。
俺はそのセルシオのあとを
時速20キロにも満たない速さで走ってた。
そのまま一分くらい走ってたらセルシオが突如、
プァーーパパパーとクラクションならしながら
道路を右に左にきゅるきゅるタイヤをならしながら
バイクをあおり出した。
バイクもブォンブォンふかしながら蛇行してはしりだした。
そのまま一分くらい走ってて、
突如セルシオが道の真ん中に止まった。
俺もブレーキかけて止まった。
そしたらセルシオからスーツ着たおじさんが降りてきて、
「オイコラ、テメエラ迷惑じゃボケぃ」
みたいなことを叫びながら俺を突き飛ばした。
そんでバイク毎倒れる俺。
俺「何するんすか!?俺は関係ないです!」
お「嘘つけ!お前も煽ったやないか」
俺「いや、低速だから近かったかもしれませんが
正当な車間距離は取りました!
実際危険運転したのは貴方でしょうが?」
そこでオッサンは黙ったが
俺は「俺もこんな目にあわされてむかつくんで」
と警察を呼んだ。
警察が到着し、経緯を説明。
そしたらオッサンは、
「彼が追突しそうになって単独でコケた」
と主張をしだした。
俺
「人を悪者扱いして突き飛ばしといてシラを切るんか!」
お
「おいおい、
お前が危険運転して突っ込みかけたんやろうが…」
などと主張は平行線。
夜中で目撃者もいないため言いまかされそうだった。
しかし、警察が俺を助けてくれた。
警
「えーと、バイクのブレーキ痕はありませんね。
じゃあ速度は出てない…」
俺
「はい、低速でした」
警
「で、今確認してますが
あちらに真新しい蛇行によるタイヤの痕があるんですが、
それはセルシオの?」
お
「違います。彼のバイクです。低速で蛇行してました」
警
「いやね、バイクは車重軽いし
タイヤ細いしそんなんじゃつかないのよ。
明らかに車なんだよね。」
じゃあ書かせていただきますm(__)m
警
「タイヤのゴムを採取して調べましょうか?
あと道路ぞいのコンビニの証言やビデオも
証拠として集めましょうかね?」
そのころにはおっさんは、
「え~」「あの~」しか言えなくなってた。
警
「バイクの方、貴方は何が望みですか?
セルシオの方に何を望みますか?」
俺
「謝罪とミラーの修理代ぐらいです」
警
「セルシオさん、このままですと我々は調査をし、
貴方を危険運転で逮捕しなければならないでしょう。
バイクの方はそこまで望んでられませんし、
バイクの方が納得されるんでしたら我々は帰ります。
いかがなさいますか?」
そこまで言われるとおっさんは観念したのか
「すいませんでした」と頭を下げた。
金も謝罪の意味も込めて一万円もらった。
俺は警察に何度もお礼を言い、
頭を下げてパトカーが去るのを見送り、
後日手に入れた一万円で
ちょっと人には言えないアイテムを新調した