娘の小学校での話
俺の娘が通う小学校は小規模で、
小学1年生のクラスも1クラスしかない
基本的には生徒全員まともな感じなんだけど、
一人だけ金髪の子がいた
その親が絵に描いたようなDQNで、
腕の刺青をアホみたいに見せびらかすような輩
ある日、授業参観があった
その中で、普段よりもテンション高いDQN夫婦
時代錯誤なギャルチックデブ母は授業中でも
大声で子供を呼んで、
チンピラ崩れの父親は廊下で
スパスパ煙草をふかしてた
前々からそのDQN夫婦は目立ってて、
見るに見かねた教頭先生が口頭注意
すると案の定逆ギレで、子供たちそっちのけで
教頭先生に怒鳴りながら詰め寄ってた
まあ親御さんはみんな迷惑がってたけど、
やっぱり見た目が怖くて何も言えない
もちろん、俺も
ただ、子供が見てる手前、
このまま何も言わないわけにもいかず、
勇気振り絞ってDQN父に「お、落ち着いて下さい」と声をかけた
するとDQN、
「なんじゃぁ貴様コルァフジコフジコ!!」
と怒濤の攻め
ヒィィ!!ってビビってたら、突然廊下から
「オイッ!!」とバカでかい叫び声が
俺も先生もDQNもΣ(;゜Д゜)ビクッって感じフリーズ
声の主は、まだ若いお父さんだった
でもその顔はめちゃくちゃ怒ってて、
ツカツカとDQNのとこまで歩き始めた
「さっきからうるさいですよ」
と、冷静ながらも迫力のある声
DQNも動揺しながらも、
「誰にそんな口の利き方をー!俺は○○組の知り合いのー!」
とか、なんか893の名前まで出してきた
でもそのお父さん、まったく怯む気配なし
それどころか、
「いや、それただの知り合いで、あんたは893じゃないんでしょ?
それともその人呼びます?だったらこっちもそれなりに対応しますけど?」
とやけに強気
DQNも徐々に引き始め、最終的には
「クソが」みたいな捨て台詞吐いて、学校から出て行った
残ったDQN母も、注がれる痛い視線に耐えきれなかったのか、
そそくさと帰宅
授業参観はつつがなく終了
終わったあと、そのお父さんにお礼を言いにいった
そのお父さんいなければ、たぶんちびってたし
俺はヘタレなので
そしたらお父さんは謙遜しながらも、
「いや、仕事柄あんな人は慣れてるんですよ」
と
はい、警察官でした
あまり人には知られたくないらしく
て黙ってたみたいだけど、見かねて動いたとか
むしろ、もっと早く自分が注意すべきだったと謝られた
俺自身、ねずみ取りで捕まってからあまり良い印象持ってなかったけど、
警察官にも色々いるんだなぁって思った
これが武勇伝かは、なんとも言えんが