自分をいじめてきた女子どもと同窓会で再会した

自分をいじめてきた女子どもと同窓会で再会した
席がよりによってくじ引きで、
数人座った中に一人~二人当時の担任や
教科担当が混ざるというスタイルだった
当時と変わらない喪っぷりに
明らかにpgrしながらこちらを見てくる女子ども
水面下で行われていたことだったので
何も知らない当時の教科担当が

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「いやあ久しぶりだなー、お前達は今何をやってるんだ?」

とにこやかに聞いて来て、
教科担当の横に座っていた私から
近況を報告する事になった

「ああ、××高校(市内有数の進学校)に行って
 今は○○大学(県内では難関とされる国公立)ですよ。
 高校では合唱部(全国大会常連の超強豪)で
 パートのサブリーダーでした」

と言った途端女子どもの顔が凍りついた
私の報告が終われば当然女子どもが報告する番になる
言いにくそうに

「高卒です」
「短大です…」
「◆◆大学(地元では知らない者はいない程のFラン)へ…」

と説明する女子ども

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教科担当が

「なんだ、喪田すごいじゃないか!」
「××高校に行ったのは知ってたが○○大学とはなあ」
「××高校の合唱部って有名だよな、
 そこのサブリーダーなら日本で二番目くらいに
 上手いって事だろう?」

と嬉しげに話しかけてくる中
とにかく気まずそうな女子ども

「(いじめられていてクラスに居場所が無かったから)
 勉強と部活くらいしかする事無かったですからねえ」

と笑う私
いじめているうちにいつの間にか置いていかれて
目を逸らす女子ども

地元は超の付く学歴社会が形成されてしまっているから、
このご時世高卒やFラン大ではほぼ間違いなく
まともな会社には入れない(履歴書で落とされる)
事情があったのならまだしも、
バカでまともな所に行けなかった事は知っているので
メシウマ以外の何物でもない

ああ爽快だった
画鋲投げつけられながらも勉強してて良かった

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