出張であちこち回るんだけど、
一度山奥のローカル線に乗り遅れてしまい、
次の電車がほぼ70分後wというところで
途方に暮れたことがある。
急ぐ訳でもなかったので待っても良かったんだが、
周囲には商店街なんぞ影も形もなし。
タクシーで行っちゃおうかと思いつつも、
そのタクシーをどう呼んで良いのかも解らないw
無人駅だったので駅員さんにも聞けず
いっそ、その辺を探検でもするかー。と思ったが、
仕事道具の入ったでっかい鞄や、
着替えの入ったキャリーバッグを持ち歩くのもどうかと。
さりとて預ける場所も見あたらず。
と、まあ、八方ふさがりに近かったので、
仕方なく無人駅にぽつねんと座って、
ぼけーと周囲を見ていたら、
反対方向に行く列車がトコトコとやってきて、
学校帰りらしい小さな子供達を数名おろして
またトコトコ走って行った。
子供達、降りてからこちらに気づいて、
一斉に ( ゚д゚)( ゚д゚)( ゚д゚)( ゚д゚)( ゚д゚)( ゚д゚)
「知らない人がいる!」
とでも思ったんだろうか。
警戒されているな、と思ったのもつかの間、
「おねえちゃんどこの人!?」
「どこから来たの!?」
「その鞄、パソコン入ってるの?
あっという間に取り囲まれて質問攻めにw
とりあえず、どこから来たかと聞かれたので
「名古屋だよ」と答えたら、
「名古屋ってどこ?飛行機で行くの?」
「新幹線に乗るんだよね!」
「新幹線は東京に行かないと乗れないんだよ!」
「じゃあ東京から来たの?
もうピーチクパーチクw
それから、今日の授業で書いた絵を見せてもらったり、
リコーダー演奏してもらったり、
東京駅と新幹線の話をしたり、PCを見せたりとしていたら、
あっという間に電車がやってきた。
御礼を言って、乗り込んだら全員がホームに並んで、
「ばいばーい!」(*゚∀゚)ノシ(*゚∀゚)ノシ(*゚∀゚)ノシ(*゚∀゚)ノシ(*゚∀゚)ノシ(*゚∀゚)ノシ
と、手を振ってくれた。
仕事で疲れていた心が癒されました。