去年決行した離婚大作戦の顛末。
計画通りにいったので修羅場としては弱いかも。長いです。
2月の3連休、旦那が先輩と温泉旅行に行ってる隙に
離婚届とある写真と手紙を残して逃げた。
旦那は毎年冬に大学時代からの先輩とふたりで
温泉旅行するのは恒例行事だったし、
前年の11月には日程も行先も分かっていたので、じっくり計画を練っていた。
私は両親共に亡くなってて、
その代わりひとりになっても生きていけるお金は持ってた。
旦那は私の交友関係や親戚関係には全く興味のない人だったから
誰を頼って何処に行ったか想像もつかないだろうから、
あとは逃げるタイミングだけだった。
離婚について相談していたある人(Aさんとします)が住んでるのは遠方で
旦那さんを亡くして娘さんとふたり暮らしだったけど
部屋が余ってるからいいよって言ってくれて、しばらく間借りさせてもらうことに。
それまで働いていた職場は、温泉旅行の日程が決まった時点で退職願を出して
決行日の10日前ぐらいで退職していたが内緒にしてた。
決行当日持って出るのは自分の車と自分のパソコンと身の回りの物だけ。
温泉旅行が中止になったら全てが崩れる計画だったのでドキドキしたけど
(その時は開き直って家出するつもりだったけどw)
幸い上手くいって、3連休初日に旦那を見送ったあと荷物を車に積み
家を掃除してから出てきた。
8時間運転してクタクタだったけど、心の解放感は半端なかった。
置いてきた手紙には離婚理由と、
〇日までに離婚届を役所に提出してくれないようなら
同封した写真を先輩に送るからって書いた。
本当に先輩に送ったら、半殺しにされそうな写真。
これが相当効いたようで、
3連休が明けた翌日の夜「離婚に応じる」と電話があった。
数日後には届けも出された。
ちなみに離婚理由だけど、リストラされて無職になって
5~6社受けてすべて不採用になって、
それでも仕事探さなきゃどうしようもないのに
就活する気になってもらえなかった。
かと言って家事をするでもなく、家でゴロゴロしてるかパチ行ってるか。
そんな日が1年半ぐらい続いて、焦らせちゃだめだと気を遣うのも疲れてしまった。
せめてアルバイトでもって言っても、
この年(40前半)でバイトなんかで年下に頭下げられるか!って。
生活はどうにか私の稼ぎで成り立ってたけど、
私の親から相続したお金があるだろうことは言わずとも分かってたので
(もちろん金額までは知らないだろうが、一人娘だったし生命保険もおりたし)
それをアテにしてるっぽい発言も増えて行った。
何かあればそこから支出するのは一向に構わないが、
働きもせずアテにするのは違うと思う。
働かず家事もせず、そのくせ私の帰りが遅いと文句を言い、
食事を急がせるくせに料理が手抜きだと文句を言う。
そんな状態の中でそれでも変わらず温泉旅行に出掛けられる神経に愛想が尽きたが
面と向かって離婚を切り出すには旦那との体格差が怖かった。
昔は穏やかな人だったけど、リストラされてから
はカッとなると何をするか分からなくなってたし。
夫婦の預金はこの日の為にすべて旦那名義の通帳にまとめておいて
合計1000万にも満たないけど財産分与は放棄する旨手紙には書いておいた。
たぶん旦那なりの損得勘定で離婚を了承したんだろうと思う。
もうすぐ一年が経つけど、私を探すのは諦めたみたい。
義母だけはいつも味方になってくれたので、
離婚が成立してから半月ほど経ってから
電話して詫びたが、いつかこうなると思ってたけど思い切ったことしたねって笑われた。
義母自身本当はずっと義父と別れたくて、でも勇気がなかったって言ってた。
私も今から頑張ってみようかしらw~なんて言ってたのは冗談か本気なのか。
写真の中身を書いてないのが釣り認定の根拠のようですね。
残念ながら中身を書く気は最初からありませんでした。
釣り認定、一向に構いません。
中身を書くと、場合によっては先輩が読めば気付く可能性があるからです。
武士の情けと言っては大袈裟ですが、
そこは離婚に応じてくれた元旦那に対する礼儀だと思ったので。
ご期待に沿えずなんかすみません。
ちなみに先輩の奥さんと不倫なんてことではありませんので。