嫁をGPSで追跡してクロと発覚したが離婚することはなかった

嫁の不倫(?)が発覚した・・・んだけど。
事に及んでいた事実が確かにあったんだけど、
最終的に俺に離婚の意志が無くなり
離婚しなかったので、嫁は元ではなく
今も嫁であるという事を先に書いておきます。 

俺27リーマン、嫁24専業主婦。
規模的には零細だが、割と当たった方の
ベンチャー企業なので年齢にしては
収入多い方だと思う。
俺の実家と嫁は普通に付き合いがあったが、
俺と嫁実家の付き合いは嫁が何故か
拒否するので殆ど無かった。

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発覚の切欠はよくあるパターンで、
嫁が携帯をいじる頻度が増す、
友達の所に行く等と言って外出する回数が増す、
俺が仕事から帰ってくる時間を気にしだす、
など。 

ただ違和感があったのは、
普通こういう不倫のパターンだと
夜の営みを嫌うようになったり、
家事を手抜きするようになったりするのも
セットだと思ってたんだが、
この2つに関してはそれが見られなかった。 

家事は以前と比べて全く劣る事無く
全てキッチリこなしていたし、
夜の営みも回数こそ変化は無かったものの、
内容的には逆に積極的と言うか、
前にも増して献身的にすらなっていたように
感じられた。

違和感を感じつつも、今までしていなかった
何かをしている事は間違いなかったようなので、
嫁の携帯にこっそりとGPS機能のあるアプリを入れ、
俺の方から追跡できるようにした。

そして休日。
前もって言っておいた、同僚に釣りに
連れて行ってもらうという嘘の予定で

「○○時ごろには帰るから」

と言い残して外出するフリ。
近くのネカフェで少し時間を潰し、
嫁が家を離れたのを見てネカフェを出る。

GPSを確認したところ、一発アウトだった。
マークが止まってるのはホテル街。
いかにもなホテルの駐車場に嫁が
いつも使っている軽が止まってるのも
確認した。

もうこの時点で首根っこを捕まえに
いきたいところだったが、
証拠を集めてがんじがらめにしてからにしようと
頭の中でブレーキがかかり、
興信所を使う事にした。

何度かホテルの現場を見に行った日のような
仕掛けを作り、興信所の人に動いて貰い、
証拠を集める。

しかし出てきたのは想像してたものから
大きくズレたものだった。
嫁が俺以外の男とホテルに入り、
事に及んでいたのは事実だった。 

しかし変なのは、その相手男が
嫁の両親と何度も会っている事。 

結婚を前提としたお付き合いとか
そういう話ではなく、会う時は
必ず嫁抜きで会っていた。 

嫁・相手男・嫁両親が揃って会ったのは、
少なくとも俺が興信所を使った期間の中では
1回も無かった。

興信所の人は単に相手男の素性を
確認するために張っていたのだが、
あまりにも想像と違う状況が
明らかになってしまったためか、

「相手男と嫁両親の会話はこちらですが、
覚悟して聞いてください。嫁さんへの対処を
考えるのはそれからにしてあげてください」

と前置きしてきた。
この興信所の人が掴んできた証拠と、
それを元に嫁を問い詰めた内容を
まとめると以下のような感じ。

嫁の不倫の実態は、
両親にさせられていた春売りだった。
相手男は両親が金を借りた所の関係者らしく、
男が嫁の事をいたく気に入ったが故に
個人的に借金を肩代わりしてやると
持ちかけたらしい。

1回○○円と言った感じで定期的に嫁を呼び出し、
借金を減らしてやっていたとか。
嫁両親と会っていたのは回数と
借金棒引きの額の確認のためだそうだ。
最初は義理の息子である俺に借金の穴埋めを
させようと画策したらしいのだが、
それをさせまいとした嫁が体を張って
シャットアウト。

ならばと、嫁両親は男から出された
条件を飲むように強要。
当たり前だが嫁自身は
これも最初は激しく拒否したのだが、
嫁自身が両親の借金の連帯保証人に(勝手に)
されていた事が発覚した事と、
度重なる両親からの強要にとうとう
断りきれなくなって応じてしまったそうだ。

嫁が、俺が嫁実家との接触を持とうとすると
嫌がったのは、俺に借金の肩代わりの話が
行くのを防ぐため。 

同時に、俺にバレて捨てられるんじゃないかとの
恐怖のためでもあったらしい。
夜の営みが積極的になっていたのも
俺の気のせいではなかったようで、
罪滅ぼし的な意識が確かにあったとの事。

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これだけだと到底信じられないような
漫画のような出来事だったし、実際、
もしこれが嫁の口から聞いただけだったなら、
いくら「なんか良くある不倫と違う」
と感じていても流石に信じる事が
出来なかったと思う。

しかし興信所の人を使った成果が
別な意味で役に立った。
男と両親の会話内容から推察できるものと
ほぼ合致したので、嫁が嘘をついていないのは
明らかだった。
思わず涙が出てしまった。 

こんな事が起こっていたのに、
俺は今まで全く知らないで
ノホホンと生活してたんだ。

話を聞き終わった所から
俺がうつむいて黙っているのを見た嫁は、
震える声で

「ごめんなさい」

と繰り返した。
何度目かのごめんなさいを聞いたところで
我に返った俺は思わず言った。

「こっちこそ気づいてやれなくてすまなかった。
お前を捨てるなんて絶対にしないから」

それを聞いた嫁は糸が切れたように
ワーッと俺にしがみついて泣き出した。

かくして俺と嫁との間の疑惑は
解決と言うか解消したんだが、
肝心の嫁両親および相手男については
まだ何も解決してない。
そいつらをどうにかしないと嫁と俺は
安心できないだろう。 

証拠が固まったところで
出番を頼む予定だった弁護士の人に

「方針が大きく変わってしまったのですが」

と相談。
春売りを強要した嫁両親や買った
相手の男にはどういう社会的制裁を与えられるのか、
嫁本人は罪に問われる事は無いのかなど。
弁護士さんからの回答は以下のようなものだった。

・防止法と言う法律があるが、これは他人に
春売りを斡旋する事等を禁止する法なので、
嫁両親はストライクアウトだが、
嫁本人が罪に問われる可能性は限りなく低い。
よしんば触れたとしても罰則が無い部分である。

・買った方も違法ではあるが
罰則が無いと言うオチになる可能性が高い。
持ちかけたのが男の方で、持ちかけた先が
本人ではなく両親であるなら
十分に黒と言えるが、現状では証拠が揃わない
可能性が高い。

・男&嫁両親は嫁に夫がいることを
知っていての行為なので、民事での慰謝料請求は
十分可能。

・借金の連帯保証人にされていた事に関しては、
後から発覚したという点からすると
連帯保証人にされていた事自体が嘘であるか、
印鑑を捏造または勝手に持ち出したなんていう
パターンの可能性が高い。印鑑が本物であっても
筆跡鑑定すれば一発なので裁判になる可能性はあるが
偽造である証明も十分可能。 

嫁の希望としてはこんなでも
実の親だし刑事事件にはしたくない、
今後関わらないようにしてくれさえすれば
それでいいと言うスタンスだったが、
何かしら法的に制裁を加えないと懲りない
恐れがあるし、そして法的に制裁となると
どうしても防止法によって刑事事件になるのは
避けられないとの事だったので、
嫁はそれで了承した。

結果。
両親は塀の中決定。
警察に持ってって貰った後は関知してないのだが、
猶予無しで塀の中行きが決まったと聞いた。
猶予無しって事は前科があったのだろうか?
今となっては知る術は無いし知ろうとも思わないが。
連帯保証人の話はただのデマカセだったらしい。
男とは示談になった。
最初に会った時は知らぬ存ぜぬで通そうとしていたが、
買っていた事実について両親との会話など
証拠が全て揃っている事、春売りを斡旋するように
持ちかけた事を刑事事件にすると言うことを伝えたら
(カマかけに近いものだったが)、
裁判になるような事だけはやめてくれ、
慰謝料の話を全面的に呑む、と言い出した。

嫁両親が塀の中送りだけになってしまった事も
考えてかなりの額(8桁近く)を吹っかけたのだが
即答でOKしやがったため、
それで示談と言う事になった。

もちろん、弁護士を挟んだ上で今後接触しないとの
念書は書かせた。
俺の親には、嫁両親と相手男を片付けた後に
俺から話した。
実は俺は片親で、俺が幼稚園くらいの頃から母子家庭。
理由は父親のDV。
俺自身も結構な暴力を受けていたためか、
俺の母は虐げられた嫁に凄まじく同情し、
許容できるかどうかを通り越して、
嫁と抱き合って一緒に泣いていた。

そんなこんなで俺、嫁、俺母の3人で
今は平和に暮らしている。

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