懺悔として書き込む
普通の人生を歩んできたと思っていた
普通の家に生まれて普通の学校に通って、
普通に腰かけ就職して普通に結婚して、普通に子供を産んで、
普通の専業主婦として生きてきたと思ってた
娘が高校を卒業して自立するまでは

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A4の印刷用紙に書かれた殴り書きの手紙は要約すると
こんな内容だった。

・電車の中でキーホルダーを落としただけで怒鳴られた
・「頂きます」を「もらいます」と言っただけで叩かれた
・自分のお小遣いでお菓子を買っただけで
「甘いものは身体に悪い」と言われて捨てられた
・兄弟の中で私だけ家事を言い付けられていた
・お祭りで私は浴衣を着せてもらえなかったのに弟は着せてもらってた
・私は門限を過ぎたら締め出されたのに弟は小言を言われるだけだった
・私は50番以内に入らないと叱られてゲームや携帯を
没収されたのに弟は120番前後でも怒られなかった
・でもきっとお母さんは私と弟の待遇の差を訴えても理解してくれない

どうやら夫がアパートの保証人になって
敷金やその他諸々の費用も払ったようで、
就職して自立した娘はあれから一度も家に帰ってきてない
当時は、私に黙ってこそこそと動いていた夫に
文句を言いたかった。
でも娘に見限られた上に夫にも嫌われたら私の心が
どうなってしまうかわからなかったから何も言えなかった

それでも夫は優しかった。
最後まで私に今までと変わらないように接してくれた。
夫は早世してしまったけど、残してくれた貯金のおかげで
息子の大学の学費や私の今後の生活で困ることはなかった

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夫の遺品から娘の住所を知って
夫の死を手紙で伝えたけど

「来なくてもいいと言われている」

と返事されて、
結局娘が夫の葬式に来ることはなかった

これからの人生は息子夫婦を生き甲斐にして
生きていこうと思っていた

孫が生まれてから息子は一度も帰郷していない

「話を聞く限り、貴方は少し不器用な人に思えます。
しかも意固地です。
一人の人生を台無しにするぐらいの失敗をしないと反省しません。
だから最初の子供、長女である娘さんは苦しんだ。
貴方にとって最初の孫であるこの子を、
貴方の孫との接し方の教材にしたくない」

実際はもっとかなり遠回しで穏やかな表現だったけど、
大体こんなことを息子の選んだ女性にメールで言われた。

自分はこのまま一人で死んでいくんだろうと思う
家で倒れても誰も救急車を呼んでくれない。
体調が悪くなって苦しんでも誰も助けてくれない。
それが怖くてたまらない。
何の処置もされずに力尽きるまで
苦しみながら死ぬのが怖くてたまらない。
死んでも誰にも見つけてもらえないのも怖い

ドロドロに溶けて異臭を放って発見されるのが
凄く惨めで怖い。

腐って見つかるならいっそ
もっと時間がたって白骨化してから見つけてほしい。
それでも早く見つけてほしい。

すごくさみしい

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