私は幼少期に親をなくして施設育ちです。
トメはくだらないことでいつも私を呼び出してた。
ゴキブリが出たとか電球が切れたとか。
嫌だったがエネ夫がうるさいので、
共働きなのに車で30分の距離を通って
用事を足していた私もエネMEだった。
私の妹が事故にあって
病院に運び込まれたと連絡が来た。
丁度その時トメから
「体が辛いから飯を作りに来い」とコールがきた。
メシを作りに行こうと言うエネにぶちきれて、
強行突破で病院に向かった。
妹は重症だったが命に別状はなし。
その間なり続けるケータイ。
エネ夫からは
「どこにいるんだ?早く帰って来い」
「捨てられたいのか」
「ふざけるな、さっさと連絡しろ」
とメールがばしばし入る。
トメからは「捨て子を貰ってやったのに」
「あんたは奴隷なのよ。私と息子ちゃんの
命令を聞いていればいいの」
「妹生きてるの?タヒんだ?保険金は?」
と 留守電がばしばし残されてた。
もうメール見て留守電聞いて病院なのに大笑い。
お前ら何様のつもりだ?
留守電もメールも全部保存した。
で、妹の容態が落ち着いてから弁護士を探して
メールを見せて留守電聞かせたら
「これは・・・」と絶句。
慰謝料とって別れたいです、
と伝えたら「任せてください。分捕ります」
と力強いお言葉。
その後エネ夫はロミ夫に進化を遂げたが、
離婚を決意したところで頼んだ素行調査で
飲み屋のお姉さんと浮気が発覚。
更に弁護士同席での話合いの最中
トメ「こんなどこの馬の骨とも分からない女に
金出す必要なんかない」
私「トメさんは黙っててください」
トメ「あんた私にそんな口聞いて許されると思ってるの」
私「トメさんは部外者なんで黙っててください。
あんたは 真っ赤な他人だ」
トメ「んまあ、親に向かって・・・
弁護士さん聞きました?こんな育ちの悪い子なんですよ」
弁「○○(トメ)さん。あなたは私さんではなく
夫さんのお母さんですからね。
私さんとは親子関係はないんですよ」
こんな感じで話し合いが進んで、
結局
「うん、でもすごいこと言われたしね。
私、トメさんの言うように軽い女なんだ、口が。
××さんとか△さんとか(トメ宅近所の人)
いっつもトメ宅に呼び出されてたから
仲良くなっちゃってさ。最近行かないから
心配して連絡くれたんだよね。
こっちからも連絡したほうがいいかな」
とこそっと言ったら世間体大事の夫が
ブルって離婚届に判をくれた。
慰謝料も3年の結婚生活の割には多かった。
夫会社関係の行事にも借り出されて、
同僚奥と仲良くなってたから
そっちにも相談されたり浮気ばらされるの
怖かったんだと思う。
でも、判をくれたら口が重くなるなんて言ってないよ??
同僚奥にも近所の人にもうっかりメールを送ってしまったり、
離婚したことを告げるために電話したときに
感情が高ぶりすぎて、
つい零してしまったこともあるかもしれない。
妹の事故とか夫の浮気のショックで
よく覚えてないんだよねwww
実家がないから帰る場所がないってトメは言ってたけどさ、
ふつーに働いてりゃ帰る場所はなくても
行く場所は作れるっての。
今は妹と二人で幸せにくらしてます。
あ、ロミ夫ですね。
始めは「帰って来い。俺を怒らせたいのか」
だったのが
「怒ってないから帰っておいで」
「まだ俺が怒ってると思ってる?大丈夫だよ」
「早く帰っておいで。今日はカレーが食べたいな」
「今日は俺の誕生日だよ。ケーキ買ったから帰っておいで」
「愛してるよ」(キモッ
「○タン(私)のご飯が食べたいよー」(キモキモッ
「うちのなかぐちゃぐちゃだよ。
やっぱり俺は○がいないとだめなんだ」
「抱っこして一緒に寝たいよ。愛してるよちゅっちゅっちゅっ」(キモキモキモッ
と進化を遂げていきましたwwwきんもーーー
あー元トメは今半身が動かなくなってるらしい。
元夫からの手紙で知った。
元夫は全く別件で仕事辞めたみたい。
私は引っ越してケータイも換えてたから、
元夫が弁護士さんに手紙預けて行ったんだけど
「仕事辞めることになった。
○とは関係ないことだから気にしなくていいよ。
また笑って会える日がくるかな。
(トメと元夫の状況説明)母さんもさみしがってるよ。
今度は家族3人で一緒に暮らしたい。
離れてたから行き違いがあったんだよ」
みたいな内容だった。
読むだけ読んで、捨てた。
介護要員確保に必タヒだなwwwとしか思えなかった。
妹は
「トメさん腰痛い体悪いって姉ちゃんを呼び出してたから、
本当になったんだよ。それかうちの親の呪いだね。
私タヒにかけたとき父さんに会ったもん。
父さんが私に姉ちゃんの側にいろって、
こっちに戻してくれたんだよ」
と言ってる。
うそつけ、あんた骨折はしてたけど
意識はめっちゃクリアで、
事故の次の日にはメール見て爆笑してたじゃん・・・
爆笑した後マジな顔して
「私、姉ちゃんがこんなこと言われるの嫌だ」
って言ってくれたから
ああ、絶対離婚するさ、慰謝料分捕って
土下座させてやるわって決意したんだ。
土下座はなかったけど。
まあ今となってはよく3年間も結婚続けてたなってかんじだ。
当時妹が学生で、学費は奨学金だったけど
忙しい学部だからバイトがあまりできなくて、
私が援助してたんだよね。
なんかそれを必要以上にありがたいとか思っちゃってた。
でも今となっては小梨で共働きで家計から
トメに援助してたのに、
なんで私が自分の収入分から妹に援助するのに、
そんなに卑屈になってたんだろうと思う。
むしろ元夫に
「トメへの援助は自分の収入分からしろ」
と言ってもよかったんだよね。