余命残り僅かのAに対してC「もうすぐしぬ人なんてカス」

A・・・余命残り僅かの26歳男性
B・・・Aの友人。同じく26歳男性
C・・・Aの想い人。25歳女性

Aはとある難病にかかってしまい、
一年も生きられるかわからない状態になった。
Aはイケメンな上に人望が厚く、やさしい。
AやCはもちろん、
会社の同僚や上司もたくさんお見舞いにきた。

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AはずーっとCが好きだったが、
究極のヘタレだった為に告白できずにいた。
余命が宣告された時点では誰も知らなかった。

ある日、Cが仕事関係で海外に行かなければならなくなり、
滅多にお見舞いにこれない状態になった。
もう自分が永くないのと、
なかなか会えなくなった悲しさから
気持ちだけでも伝えようと手紙を書いた。

当時、Aが入院していた病院は
手紙を出してくれる事はしなかった為、
Bに頼んだのだが・・・

Bは一切Cに手紙を届けなかった。
本人には届けたと伝えていた。
でも手紙はBが全て破棄。

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代わりにCに届いていたのは、
BがAを装った罵詈雑言の手紙。
逆にAに届いたのはCを装った
「もうすぐしぬ人なんてカス」といった手紙。

Aは物凄くショックを受けたらしい。
それが原因かはわからないが、
Aは一年どころか半年で逝ってしまった。

その後、BとCは結婚。
BもずっとCに思いを寄せていたらしい。

CはAの葬儀中、ずっとAに対して
「私の事が嫌いだったんだ」と泣いていた。
Bが「大丈夫。俺が支えるよ」といった感じで
交際→結婚。
Bの狡猾さに開いた口が塞がらなかった。

なぜ私がここまで知っているかというと、
私はCの姉だから。
酒の席で酔ったBが、
私と二人きりのときに全部暴露してした。
Bは暴露した事を完全に忘れ、
しれっとCと夫婦やってる。

これ、C夫婦が離婚すること覚悟で
Cにバラしてやるつもり。
この話が嘘だとしても、
あまりにタチが悪すぎる上に、
Aという人物がこんな話に使われた事が
不憫で仕方がない。

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