うちの義実家のウトメはパチンカスの糞サイマー。
その癖バブル時に事業がちょっぴり当たった時の生活習慣が抜けず、
借金してまで人に奢ったりする馬鹿。
借金の支払いはそれなりにやってたみたいだけど、
税金関係は完全放置してた。
最初私はエネme入ってたことや、ウトメの正体を知らなかったこともあり、
税金系の滞納発覚当初、純粋にウトメがお金ないから
滞納してるんだと思ってた。

滞納発覚してからは私を筆頭にして
私達夫婦とコトメ夫婦が滞納を一部建て替えたり、
謝罪の電話したりで本当苦労した。
生活カツカツの中毎月捻り出した数万円を分割で納めたりしたけど、
固定資産税も自動車税も新しくかかるからキリがない。
私達夫婦もコトメ夫婦も途方に暮れてた。

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しかしある日糞ウトメの税金やら国保やらの管理が
別の部署になったからと連絡が来た。
仕方ないのでまた私が分割の納付お願いするため、
その部署に電話をしたところ、担当者の女性に
「今までお子さん達と話し合いをして来ましたが、
解決の目処も立っていないので、
今後はご本人達としかお話しないとご本人達にお伝え下さい。」
とすごい素っ気ない対応をされた。

しかも本人達から連絡なければ固定資産や
自動車を差押とまで言い出した。
今まで頑張って支払いしてきたのに酷い、とその時は思ったので、
何度か今まで通りに支払いしたいとお願いしたけど全て一蹴された。
差押の対象には私達が住んでる家やコトメ夫婦宅も含まれてたからさあ大変。
「えぇ~?嫁子さんが今まで通りやってよぉ~」
と寝言を言うトメに頭を下げ、朝っぱらから飲んでるウトを
店から引き摺りだしてとにかく役所に行かせた。

糞ウトメが役所に行く日は生憎仕事の都合で
私達は同席できなかったけど、
帰ってきたらどんな具合だったか話を聞いてみた。
しかしウトメは
「女の癖に威圧的な奴だった!」
「お説教された!私達の税金で食ってるくせに生意気!」
など担当者さんに対して超憤慨するのみ。

まあ電話で会話した限り、私達も威圧的とは感じたけど
そんなことはこの際どうでもいい。
差押だけは回避出来そうかって聞いたら、糞ウトメ曰くわからないだと。
じゃあ何のために言ったんだと色々言い合っている内に
半月位が過ぎた所で今度は差押予告なるものが書留で来た。
急いで私が確認の電話をすると、
ウトメが前回行った時はどうやって支払いをするかを
一週間以内に提示するように言われたらしい。

それを放置したから差押するって手紙が出たとのことで
またウトメを急かして相談に行かせた。
ウトメが帰ってくると、今度は真っ白な家計簿やら
カレンダーっぽいものを持ってた。
担当者さんに家計簿提出と支払い計画を紙に書くよう言われたらしい。
そこには提出期限もきっちり書かれてた。
「担当者は横暴だ」
「こんなの個人情報の漏洩じゃない」
とグチグチ言うものの、前回よりトーンダウンしたウトメは
その書類を書いてた。

そして提出期限の日、ウトメは面倒臭そうに相談に行った。
事前に見せて貰った家計簿と支払い計画ではウトメの生活はやっぱりカツカツ。
少しずつしか支払いできないみたいで役所に差押待って貰えるか心配してた。
そんな不安の中ウトメが帰ってくるが何故か項垂れてる。

どうしたのか聞くと何でもないと言うのでおかしいと思い、
こっそり担当者さんに問い合わせ。
話を聞くと、提出された家計簿に不備があるから
一週間以内に再提出しろとウトメに言ったらしい。
ウトメに何度も問い質してみると、こそこそと新しく書いた家計簿を見せてくれた。
見てびっくりしたよ。

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新しい家計簿には脳に蛆湧いたような金の流れが。
60過ぎたジジババ二人の食費が月10万越え。
パチか飲み屋にしか行かないトメが毎月数万円デパートで洋服購入。
パチタバコ酒その他諸々殺意が涌くような浪費が明るみに。
糞は私達が切り詰めて切り詰めて支払いをしてた中のうのうと豪遊してた。
嘘の家計簿提出したところ、担当者が調べてた通帳の内容と家計簿の
食い違いをねちっこく指摘しまくった結果嘘がバレたらしい。

当然そんな浪費したまま少額の支払いでいいなんて役所は言わない。
立場を弁えた生活しろ的なお説教されたらしく、
結局再相談の上今までの10倍近い支払いをウトメの収入のみからすることに。
それから家計簿の際に絵に書いたような多重債務も判明して
司法書士のとこにすぐ行くようにと指示され、
債務整理も同時に進めて貰った。

そしてウトメの浪費を知った私達夫婦と
コトメ夫婦は糞ウトメと修羅場になった。
今まで何十万も支払い建て替えてたのにお礼の一つも無く
のうのうと暮らしてたなんて悔しくて悔しくて。
この頃私もやっとエネme解消してきて、
糞ウトメの実態に目が覚めたのでこれ以上
ウトメのATMは止めようって決心がついてきた。
ウトメが約束破ったり支払いしなかった時は
随時担当者が催促&説教してくれた。
特に説教は効いてるようで、少しでもウトメがダレたり非常識なことすると
ダメだとはっきり指摘してくれるらしい。

馬鹿ウトメが人事に担当者かえろとチクったこともあったらしいけど、
それでも担当者さんは変わらず。
担当者さんはきちんと責任を持ってウトメの支払いやら
債務整理やらの行動を管理してくれたよ。

その内あれだけ悪態ついてたウトメはいつのまにか
その担当者さんの言う通りに動くようになってた。
私たちも最初ウトメに同情して自分たちで何とかしてあげようって
思ってたけど、だんだん糞ウトメたちが引き起こしたウンコな状況は
糞ウトメ自身が責任もってけじめをつけるべきだって気づけた。
このころにはエネme気味でいい嫁キャンペーン中だった自分は、
スバスバ駄目なことを駄目と指摘してくれる担当者さんとそれに対して
非常識なこと言ったりしてる糞ウトメを見て、
分ではっきり物は言わなきゃいけないし、
ちゃんと考えて行動しないとこっちが
つぶれるっていい意味での危機感ももてた。

そんなかんじで私達もせっせと糞ウトメをつつき、
早く支払い終わるようにさせてた。
「嫁子さん、今月厳しいのよ~お金貸してちょうだい~」
とか糞トメが言ってきた日には
「たくさんあるお洋服売ればお金になりますよぉ~(はぁと」
とか返して一銭も援助しなかった。
「おい嫁子!親が苦しんでるのにお前は何とも思わないのか!」
とか糞ウトが言ってきたときは
「子供を苦しませようとする親なんて最低ですぇ~(はぁと」
とか返してpgrしてやった。
コトメ夫婦もだいたいこんな感じだったらしい。

そんな生活が一年も続き、債務整理にも目処がついたころ、
ついに税金だけは全部納めきることができた。
ここまで来れたのは担当者さんのお蔭だと思い、
私と夫はまだ支払いはあるけど一先ずお礼を言いたいねと話し合い、
ウトメには内緒で役所へと行った。

そしてそこで初めて担当者さんに会ってびっくり。
担当者ですと名乗って出てきたのはまだ二十代くらいのお嬢さん。
今まで私達が手を焼いていたウトメをあれだけしつけてくれたの
若いお嬢さんと知って私達ポカーン。
びっくりしつつも取り敢えず担当者さんにお礼を言うと
「こちらこそ本当にありがとうございます。
皆さんのご協力がなければここまでできませんでした。」
と頭を下げてくれて。

私達も再度、もう少しだけよろしくしますと頭を下げた。
先日担当者さんが催促してくれた債務整理で
過払い金が出そうという連絡が来て、借金滞納諸々完済の目処がたったので
記念カキコ。

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