近々娘が結婚をする。何かあげられる物はないかと探していたら私の結婚式のDVDがでてきた

近々娘が結婚をするのだけれど、
嫁に行く娘に何かあげられる物はないかと
箪笥やら押入をしていると、
私の結婚式のときの(ビデオを焼き直した)DVDが出てきた。
ちなみにその結婚式、私の人生で二度目ものもの。

当然、現夫とのもので娘は当時3歳になったばかり。
本当に当時は、二度目の結婚式で戸籍にバツがついている
女が相手なのに式を挙げさせてくれるなんて、
娘のことも可愛がってくれる良い義両親に会えたと思っている。

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夫は初婚だから、どうしもて晴れ姿が見たいし
「私さんの綺麗な姿も見たいわ」と言われ、そんな優しい義両親に言われるがままに式を挙げた。
好きなようにやらせてくれて、
リングガール?っていうの(ちょっと今はなんて言うのか分からないけれど)
それを娘に頼んだ。

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まっすぐ歩かないで、おじいちゃんおばあちゃん所に行ってみたり、
かごはブンブン振り回すわで……まあ、それはそれはメチャクチャだった。
それでも、そのときも笑いが起きたし今でも笑い話。
神父さんが「アーメン」と言えば、
娘の大きい声で「ラーメン!!!」という声が綺麗にビデオに入っていた。

そんなDVDを娘彼氏と娘、私と夫で見たわけだが、
娘は恥ずかしさでクッションに顔を埋めて悶絶していた。
当時のことを覚えているらしく、娘曰く
「ママがその日はずっと朝から泣いていたし、
式の間みんな静かで泣いていたから笑わせようとした」とのこと。
娘なりの気遣いだったんでしょうね。
そのDVDを見た後、娘がトイレに立った時に「あの子は言葉遣いも悪いし、
言い方がきつかったりぶっきら棒なところもあるかもしれないけれど、
心根は優しい子だからよろしくね」と言ったら、
「それはもう分かってます。そういうところを含め大好きですから」と返された。

相変わらず彼相手にも回りくどくて、
ひどく分かりづらい優しさを見せているらしい。
親の目から見たら、可愛い奴めと思うけれど、
もう少し素直になるように今度釘を刺しておこうと思います。

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