アパートの退去時に管理会社「じゃ、この金額なんで。サインしてください。」私「こちらも第3者に相談して対応する。」」

結婚して新居に越す際引き払った、
単身で暮らしていた時のアパートの管理会社が
神経わからん!だった。

3年近く住んでいたんだけど、
住人トラブルやら備え付けの備品の故障やらで
電話した時の会社の対応があまりにも悪く、
相当辟易していた。

だから退去時の立ち会いもなんだか不安で、
現夫(当時はまだ婚約者)に付き添ってもらうことにした。
とはいえあくまで付き添いで、
万が一何かあったら頼むね〜って感じ。
結果これで助かったんだけど。

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立会日当日、向こうは管理会社の人(やたらニコニコしてる
年配のおじさん)と業者(30くらいの地味な男)の2人。
4人で何も無い部屋に入って、業者の男が部屋の中を書類とペン片手にチェック。
部屋は傷つけないよう使っていたのでその辺は何もなく、
水道のパッキンと網戸だけ
「これは出る時変えてもらう決まりなんで〜。」
と、パッキンが〇千円、網戸が〇千円と書類に書かれた。
(2つで約1万くらい。)

そんなもんか…とほっとしかけた時、
業者の男が壁を指で擦って、

「あ〜汚れありますね〜。張替えまでは要らないけど、
これはクリーニング必要ですね。」

そして床を見て、

「フローリングってどうしてもすぐ汚れますからね。
これもクリーニング…と。」

ササッと書類に書き足してこちらにペンを出し、

「じゃ、この金額なんで。サインしてください。」

書類を見て思わず「え?」と言ってしまった。
入居の時、部屋の契約と同時に

「退去時、壁と床のクリーニング費用を払う」

って契約もしてたんだよね(支払いは退去時)。
そのクリーニングの内容を説明してある書類も貰ってて、
そこに書いてあったのは

「壁紙や床の、張替えに至らない汚れのクリーニング」。

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値段は家賃約1ヶ月分。
でも差し出された書類に書いてある請求額が、家賃約3ヵ月分。
内訳見たら、パッキンと網戸の交換費用
+壁クリーニング費用+床クリーニング費用
+↑のクリーニング。
クリーニングが重複してる。
これどういう事だ?2回するの?
それともそれぞれ何か別のクリーニング方法だとか?と思い、
業者の男に、あくまで穏やかに

「これ、壁床のクリーニングが2重になってますよね?何か違うんでしょうか?」

と聞いた。
そうしたら、それまで無表情だった男が突然ブスっとした顔になって、
目線をしたに向けたまま答えない。

「必要な物はもちろん払いますが、内容の説明をして頂けますか」

ともう一度声を掛けても無視。
後ろで手を組んでかったるそうにずっと床の方を見て、
目を合わせようともしない。
盛大にため息でも吐かんばかりの態度。
こちらが何を言っても一言も喋らない。

らちがあかないので隣でニコニコしてる
管理会社の方に同じように言ったんだけど、こっちはこっちで

「まぁまぁ^^どうしても費用はかかってしまいますからね〜^^」

としか言わない。
しばらくの間「説明して」→「まぁまぁ」&無視。の膠着状態。
限界を感じたので、そこで夫にアイコンタクトして入ってもらった。
夫もまずは「なぜ2重で払うのか説明してください」と言ったんだけど、
相手がやっぱり何も言わないので、最終的に

「説明もされないのに費用を払うことはできない。
それがどうしても必要とそちらがいうのであれば、
後から正式に内訳を書いて請求してこい。この場ではサインしない。
こちらも第3者に相談して対応する。」

と強めに主張した。
そうしたらそれまでずっと「まぁまぁ…」としか言わなかった
管理会社の方がコロッと態度を変えて、

「分かりました!では今回は特別ということで費用は頂きません!
契約のクリーニングだけで結構ですので!〇君(業者)、
今回はいいんじゃない?ね!」

ささっと業者の男に書類の内訳を訂正させて、
結局こちらが支払うのは最初のクリーニングのみでいいとのこと。
私もそれで書類にサインした。
ちなみにパッキンとか網戸の事はこちらからは一言も追求しなかったんだけど、
契約のクリーニング以外、
内訳の欄に書いてあったものを全部上から横線引かれてた。
帰り際、運転する夫に

「あれ君1人だったら確実に全て請求されてただろう。
元々ふっかける気だったんだと思うよ。」

と言われたけど、私も同感。足元見られてたんだろうね。
それにしても、クリーニングはともかくとして、
「変える決まり」とか言ってたパッキンやらも
引き下げるとか露骨すぎるんじゃないのかと思った。
そこまでやましいことだったのかは分からないけど。
当時もネットは普及してたから、
無料の法律相談やら悪質な請求やらの知識は一般人でもすぐ入ってくるのに、
とれそうなだけとる気満々で隠さないとか利口とは思えない。
まるきり神経わからん話だった。

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