バレンタインに嫁さんが苦労してチョコを作ってくれた。”こんなの大したことない”みたいな態度のくせに明らかに照れてるのが可愛くて

いつもだったらバレンタインの時期は、
嫁さん選りすぐりのどこかの名店のチョコを
お茶飲みながら二人で食べるんだけど、今年は違った。
お菓子・デザートが大好きな嫁さんにしては珍しく、
自信無さ気に出してきたチョコレートのケーキは、切り口も
キレイなサン・セバスチャン。
デコレーションもお見事だけど、一目で解る手作り。

キレイだし美味しいし、これは凄いよ、上手だよって思わず素で絶賛しちゃってから、
でも嫁さんがケーキ作るなんて、高校生の頃に付き合い始めて10年と少しでこれが
二回目くらいの筈、ナゼ?とか、嬉しかったり驚いたりがゴチャマゼになって、で、
そんな色々がきっと俺の顔には書いてあった。何も聞いてないのに、嫁さんさらっと
「まあ、なんとなくそんな気分かな?って」

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”こんなの大したことない”
みたいな態度のくせに明らかに照れてるのが可愛くて、
俺も思わず言っちゃったよ
「やっぱり大好きだ、愛してる」

照れっぷりに加速がついて、
いてもたってもいられない感じに出来上がった嫁さんの
顔に”なんでいきなりそんな事言うの”って書いてあったから、
ダメ押ししてやった。
「なんとなく言いたい気分かなって」
「ずるい、いきなりでそれはずるい……」

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照れ隠しする余裕も無くなった嫁さんの抗議が可愛くて、
俺も恥ずかしかったけど、
まあ突然手作りでバレンタインなんて演出する方がよっぽどずるいでしょって話。

お膳立てや変な気負いもなく、でも本心から言えちゃったのは、ちょっと早いけど、
この時期の雰囲気のおかげかね。

歳の離れた妹達のおやつ作りから始まって、そのうち完全に趣味になっちゃったんで、
お菓子・デザート作るのは俺の中学生の頃からの得意技なんだよ。

だから嫁さんとしては、味ではかなわないから、
めったに作りませんという希少性に付加価値を見出してるんだと。
そんでもって、料理全般なんでも上手な嫁さんの唯一
自信の無い分野がお菓子なんで、結婚して以来の
”嫁の出す食事にハズレ無し状態”
を維持する為になるべく手を出さない様にしてるんだって。
だからあの夜のケーキは驚いたし、嬉しかったんだけどね。

でまあ、あのケーキも実は何回か失敗してるそうで、
失敗作一人で食べ過ぎたせいで、
もうしばらくケーキは食べたくないと言ってました。
どんだけ食っても太らないヤツってほんとにいるのな。

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