父が他界、兄は大病、弟はいじめと母にとっては修羅場だった

7歳のときに父親が癌で死んだ
病気が発覚してから10ヶ月、あまりにも早かった

父が死んでから2ヶ月程してから兄が病気になった
クローン病という大腸が常にただれる病気で
きびしい食事制限を余儀なくされた
母は聞いた事のない病気の名前にとまどい情報を集めたが
とにかく食べれない物が多すぎて混乱し食
事が米・豆腐のみそ汁のみという日が続いた

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毎日毎日同じメニュー、少ない食事、
肉も野菜もない・あってもおかずは焼き魚だけの食事で
夕食の時間が来るのが苦痛だった

兄は当時18歳でつい先日までマックのハンバーガーや
フライドチキンなどを食べていたのに
これから一生食べれなくなるのが分かり毎日荒れて母や
私、弟に八つ当たりをした
私と弟は毎日あざを作っていた
結局隣の県にある病院に入院をし母は
毎日片道1時間30分の道を運転して見舞いに行っていた
兄はその春に新卒で就職した会社を病気を理由にリストラされた

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それから程なくして弟のイジメ事件が起こった
弟はイジメをしたとされる側
被害者とされる親から
「絶対に許さない!慰謝料を払え!裁判を起こすから覚悟しておけ!!」
という留守電が毎日のように母のケータイに入っていた
学校から呼び出しを受けたときは土下座をして
泣いて謝ったそうだが後日弟や同級生の話を聞く限り
イジメの実態はなくむしろ相手の子から
濡れ衣を着させられたりしていたそうだ
キチガイ親には応じず無視を決め込んでいたが裁判という言葉と
自分の子供がイジメの加害者になった事に母はかなり疲弊していた

ある日体調不良で学校を早退し、
部屋に入ったら母が父の仏壇に向かって涙を流して話しかけていた
母の泣く姿を見たのはこれが初めてだった
父の死を悲しむ十分な時間を取る暇もなく次々と問題が
起こって頼る人も近くにおらず
毎日母にとっては修羅場だったと思う

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