ある日学校の階段を登ってたとき、後ろから思いっきり腕を引っ張られて落とされた。

小学生の頃、いじめに遭ってた。
と言っても不特定多数からじゃなくて、
特定の一人が執拗にいじめてくる感じ。
親に相談しても、
「お前が弱いからいじめられるんだ、もっと強くなれ」
って言われるだけ。
担任も脳みそお花畑な人で、何度訴えても
「いじめっ子くんは私ちゃんが好きだからいじめちゃうのよ~。若いっていいわね~ウフフ」
て感じだったから、「大人って頼りにならない!」
と絶望したときの私の心が第一の修羅場。

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いじめの内容は、最初は髪引っ張られたり、
教科書に落書きされたり破られたり鉛筆や消しゴムをもがれたり…と
ありがちないじめだったけど
ある日からそのいじめっ子が「階段から落とす」って行為にハマったみたいで、
何度も階段から突き落とされそうになった。
実際何度か落ちたこともあるんだけど、
不幸中の幸いで大きな怪我をしたことはなかった。
(骨折や捻挫みたいなのはなくて、
青アザができたりスリ傷ができたりといった程度で済んでたという話)
でもやっぱり痛いし怖いしで辛かった。
自分でも落とされないように階段の手すりガッチリ掴むようにしたり、
相談した友達がガードしてくれるようになって、
階段の周り見張って
「よし、降りるなら今のうちだよ!」
みたいに言ってくれたりもしてたんだけど
いじめっ子はそれでも私を階段から落とすのを諦めてなくて、
ある日階段を登ってたとき、
後ろから思いっきり腕を引っ張られて落とされた。

その時はランドセルがクッションになってくれたおかげで
無傷だったけど、背中から落ちた瞬間の恐怖心が凄まじくて
怖くて怖くて声も出なかった上にちょっと漏らしてしまった。
そんな私を見て、いい加減にしやがれとばかりに真っ先にブチ切れたのが、
友達のA男くん。

私は現場を直接見たわけではないのだけど、
A男くんが例のいじめっ子を階段から突き飛ばして骨折させてしまった。
さすがに骨折ともなれば先生方も黙ってはいられなかったらし
く(いじめっ子親が怒って学校に乗り込んできたのもあるんだろうけど)
A男くんは生徒指導室に押し込まれて説教されそうになったらしいのが第2の修羅場。
(説教されそうになった、というのは、
先生方もいじめっ子親も、A男くんに言い負かされて何も言えなかったから)

「俺はいじめっ子くんに階段から突き飛ばされる怖さと痛さを教えて あ げ た だけです。
いじめっ子くんは私ちゃんを何度も階段から突き落としたんです!
私ちゃんがどれだけ怖かったか、痛かったか、辛かったか、
これでわかっただろ?(いじめっ子に向かって)
だいたい先生たち、私ちゃんが階段から落とされても何もしなかったくせに、
いじめっ子くんがやられたら
こうやって俺を呼び出して怒るんですか?それって差別って言うんですよ!
私ちゃんが今まで怪我しなかったのは運が良かっただけです。
もし打ちどころが悪くて私ちゃんが死んでたらどうするつもりだったんですか?
階段から落ちたらそういうこともあるでしょ?
いじめっ子くんも骨折 ぐ ら い で済んで良かったじゃないですか!」

みたいなことを言ってやったらみんな黙ってたぜ!
とドヤ顔で言うA男くんが眩しかったのを覚えてる。
(セリフはうろ覚え。あともっと子供らしい感じの言い方だったと思う)
それ以来いじめっ子は私に一切近づかなくなった。
A男くんは後でご両親にお説教された(友達を守ろうとしたのは立派だが、
怪我させたのはイカン!というお説教)ぐらいで済み、
いじめっ子親は
「うちの息子が100%悪い、何も知らずに責めようとして申し訳ない」とA男くんに謝罪。
我が家にも菓子折り持って、丸坊主になったいじめっ子連れて謝罪に来てくれた。

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A男くんは本当に優しくて穏やかな人なのに、
そんな人にここまでさせてしまって自分はいったい何をやってるんだ!
ただ泣いてるだけじゃダメだ!やられたらやり返すぐらいの気概を持たねば!強くならねば!
と決意した小五の秋の話。

A男くんから
「今度結婚することになったぜー(・∀・)式には来てくれよな!」
とメールが来たので記念カキコ

お花畑担任はその後しばらく休みがちになって、
3学期が始まったときには担任が変わってた。
おかげで残りの学校生活は快適に過ごせたけど、
私が卒業後、お花畑担任が今度は1年生の担任になったと聞いて「うわあああああ」ってなった。
よくクビにならないなーと思うけど、現実はこんなもんかと妙に達観してしまったよorz

うちの両親は、A男くんのことを知ってさすがに謝ってきたし
A男くん家にも謝罪とお礼に行ってた。
でも中学時代に別件でモメまくったこともあって今では没交渉。

ありがちだけど、両親ともがとある新興宗教の熱心な信者。(層化ではないけど)
特に父はそこの宗教の幹部?ぐらいのお偉いさんな立場らしい。
中学3年生になって、進路をどうするかって話になったとき、
そこの宗教の総本山?に連れていかれて
どういう道を進めばいいかっていうご神託(笑)を聞きに行った。すると、
「娘さん(私)は高校大学と進めば不幸になる。
高校2年生になったとき彼氏ができるも、
弄ばれて妊娠させられた挙句にゴミのように捨てられる。
これを防ぐためには高校には行かせずすぐに働きに出ることです。」
という神託があったとか。今思えばどこのケータイ小説w

もちろん両親ともそれを信じて
「高校には行かせない!卒業したらすぐ働け!」と。
こっちは高校行きたいんだよ!いじめられてる我が子に
「お前が弱いから悪い、強くなれ」とだけ言って
放置するのを推奨する神様(笑)の言うことなんか聞けるか!
みたいに必死に応戦しまくってたら
「そんなに不幸になりたければ好きにしろ!ただし金は一切出さないからな!」
と返されたので
中学の担任に相談して特待生制度(特に学費の全額免除)のある高校を探してもらい、
一番信頼できる親戚のおじさんに事情を説明して
「将来必ず返すから、高校3年間の生活費を出して欲しい。学費は自分でなんとかする。」
と頭を下げて高校に行った。
もちろん何も起こらず、成績落とせば
学費免除にならないから必死ではあったけど実に楽しい学校生活を過ごしたよ。
妊娠どころか勉強とバイトに忙しすぎて彼氏すらできなかったけどw
ちなみに「そんなに不幸になりたければ~」
の会話以来、両親とは連絡取ってない故に「没交渉」。

中学時代のことは、特待生制度というものが
あると知ってたのと、担任や親戚のおじさんがいい人だったこともあって
いじめ事件ほどの絶望感や切羽詰まった感?というか…
そういうのが無かったんで修羅場とは思ってなかった。
現状打破のための解決方法が思いつかなくて
毎日怖い・痛い思いしてた小学校の頃の方がよっぽど
「修羅場」だったなあと思ってる。

大学も同じく特待生制度+奨学金あるとこ行ったよ。生活費はバイトでなんとかなった。
おじさんにお金は、
「子供はそんなこと気にしなくていい、
返さなくていいからそのお金はお前が幸せになれるように使いなさい」
と言われてて、どうしても受け取ってもらえない。
なので、とりあえずおじさんに何かあったら即援助できるように
貯めてあるよ。

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