僕がそのお見合い話をぶち壊す相手に立候補してもいいかなぁ?

私、主人にはとても感謝しています。もう、30年も前の話ですけどね。

私の実家は田舎の農家です。
24歳の頃に親に勧められるままにお見合い。
お相手は、両親も知っている地元の人でした。
地元の中小企業に勤めてましたが、
こちらも実家は農家でしかも長男。
農家の長男に嫁入り、これだけは正直嫌でした。
両親は、ノリ気で
「私子どうするの?このお話し進めてもいいの?」
といつもプレッシャーが。
とはいいつつも 当時の私にお見合いの話をご破算にするような
結婚話も無く悩んでいました。

スポンサーリンク

そんなところに主人が登場。
私の務め先を担当していたIT機器のエンジニアさんでしたが、
これがまたビッグな大手企業にお勤め。
実は私が憧れていた男性でした。
たまたま機器のメンテナンス中にお茶を出して、勇気を出してお話ししたら
意気投合でデートのお誘いまで。(今思えば、お客様先でナンパしたんですよね)

最初のデートの時、お見合いの話を相談しました。
そしたら、
「僕がそのお見合い話をぶち壊す相手に立候補してもいいかなぁ」と。

私、冗談かと思って
「あのーそれって、プロポーズという意味にとってもいいのですか?」と
笑いながらストレートに聞いてしまいました。
そしたら主人は「もちろん」と。もう、ひょえーでした。

スポンサーリンク
 

そこからが早かった。
最初のデートの翌々週には実家に来て両親に挨拶。

主人が帰った後、
「私子、そういう人がいるなら なんで早く言わないの。
でも、初めて来た人だし、まだどんな人かもわからないから、
結婚の申し込みがあっても最初は 断るからね」
と母から釘を刺されました。
そして2週間後に運命の日が訪れました。
主人は淡々とした口調でしたが、迫力だけは満点。

「私子さんを下さい!!」に
父は思わず「はい」と言ってしまいました。
母は(事前の打ち合わせ通りにいかなくて)エッと驚愕。
私は眼がウルウル 状態。
でも、結婚オッケしちゃったもんねぇ~もう遅いとほくそ笑んでいる私。
今となっては笑い話ですが、その後で 母が父に怒る怒る。
3週間後に結納、それから1ヶ月半で結婚となりました。

結婚を急いだのは事情があって、
早くするか秋以降と母からの お願いでした。
初デートから約3ヶ月の超スピード婚でしたね。
それから30年。私も主人もラブラブです。
結婚記念日にここを見つけて記念でカキコでした。

スポンサーリンク