別に仲悪いわけじゃないけど中2の時に姉を呼ばない症になった。
「ねぇ」とか「ちょっと」とかいう風に主語抜かして話してた。
ある日友人の家に遊びに行くと
部屋でいきなり友人とその姉が喧嘩を始めた。
うるせえブス!とかこの糞バカ!とか
口喧嘩してたんだけど、そこで
「だいたい姉ちゃんは~・・・!」
とか言ってさ。
ああ、喧嘩してる最中ですら姉ちゃんとか言ってるんだな
(まぁその前にブスとか酷いこと言ってるけど)、
なんで俺は別に仲が悪いわけでもないのに
お姉ちゃん避けてるんだろってなんとも言えない寂しい
気持ちになった。
自分の誕生日なのにプレゼントのファミコンカセット
選ばせてくれたり、俺のするドラクエを何時間も
横で笑いながら見てくれたり、
チューペットの棒の付いてる方必ずくれたり、
お返ししないって知ってるのに毎年チョコくれたり・・・
このままじゃもう一生あの頃のお姉ちゃんとの関係に
戻れないって思ったから
家帰って泣きながら何年か振りにお姉ちゃんって言ったら、
「ど、どーしたの○○君!?お姉ちゃん何かした?ごめん」
って言われて更に泣いた。
馬鹿だわ恥ずかしわで一生胸の奥にしまっておくべき出来事。
という思い出を姉と飲んでる時話してしまった。
姉はこのシスコンめ~めちゃくちゃ嬉しいぞ~って
笑ったのはいいんだけど、
横で飲んでた従弟がこの話を共通の友人にバラして
めちゃくちゃ恥かいた(‘A`)