アパートに泥棒が入って鉢合わせに。一番かわいがっていた猫が

アパートの1階で一人と
猫三匹で暮らしていた頃(大家さんの許可アリ)
どうも窓の鍵の閉め方が甘かったらしく、
泥棒が窓をガンガンし始めた。
自分はロフトで寝てたが、音で目を覚まし起きた途端
に鍵は外れ、泥棒とご対面。
寝覚めでボーっとした私と一歩部屋に入りかけてた泥棒と
暫くお見合い状態。

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すると、一番可愛がってた猫がブワッと膨らみ、
今まで聞いた事もないような

「ウニャーゥオオー!!」

との叫び声と共にロフトから
ジャンプして泥棒に襲い掛かった。
額からバリバリバリッ!!と引っかかれた泥棒は
言葉にならない悲鳴を上げて逃げ出した。

ようやっと事の事態を飲み込んだ私は、
急いで110した。

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現場検証をしたKによると、
泥棒はかなり深手を負ってたらしく、
道路にまで血のあとが
点々としていたとか。
緊急配備が敷かれ、泥棒はすぐに捕まった。
猫の爪に残っていた犯人のかけら?
DNA?だかが一致したらしい。
Kからは、なんて勇敢な猫ちゃんだ!と褒められた。
犯人は常習犯だったので
前科てんこ盛りで、結構なお勤めになったそうだ。
その晩猫にはご褒美として
刺身をご馳走したのは言うまでもない。
猫って本気出すと、番犬並みに怖いのね。

猫の爪から何かを採取しているKが、
まだ興奮して膨らんでいた猫に
少し怯え気味だったのは
今でも内緒w

残念ながら、もう虹の橋へ行ってしまったのよ。
最後まで私にしか懐かない、
ワンマンドッグならぬワンマンキャットでした。
亡くなる前の日、
病院にお見舞いに行ったら点滴してない方の手で
「行かないで、僕の傍にいて」
といいだげに、私の手を引きとめた
可愛い坊主でした。
猫ちゃんは数多飼ったけど、
今でもNO1の子です。

しかし犯人、あの傷は一生消えないだろうな。
なんせ、体重6?+重力で…今でも顔は縞々でしょうw

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