このお菓子は大きいアンコですか?小っちゃいアンコですか?

以前、和菓子屋さんに両親と買い物に行ったときの話。
初老の白人男性が、ケースの中にある大福を指差して
「このお菓子は大きいアンコですか?小っちゃいアンコですか?」と
おばちゃんの店員さんに尋ねていた。

おばちゃんは戸惑いながら
「アンコは一杯入っていますよー」と答えていたが
男性は何か納得いかないように
「そうですか・・・・」と言って店内を見回していた。

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私達はすぐ近くで、お彼岸用のおはぎを買おうとしていたのだが
先ほどの男性が私の前のおはぎを見ながら「大きいアンコだ・・・・」

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ちょうど私の買ったおはぎの包装をしていたおばちゃんに言うともなく
「もしかして大きいアンコってつぶ餡で、小っちゃいアンコってこし餡の事かな?」と
ボソッと呟いたら、男性もおばちゃんも『それだ!』と顔がペカーーーッ!と輝いた。

「ツブアン!コシアン!それです!」
と興奮する男性
おばちゃんも笑顔で
「こっちが大きいアンコで、こっちが小っちゃいアンコ
これがゴマの入った小っちゃいアンコで、こっちが白くて小っちゃいアンコです」と
(つぶ餡・こし餡ではなく、大きい・小っちゃいと)笑顔で解説していた。
以来、我が家でもたまに「今日の大福は大きいアンコ」と言ったりしている

 

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