昔、友達3人と八王子の夏祭りに出掛けた日のこと。
一通り夜店を堪能したところで、そろそろ帰ろうかとなった。
ただその日は蒸し暑くて、帰りの人混みが落ち着くまで
スタバで休憩しようとなり入店、スタバのカウンターを正面に見る形で自分が座り、
しばらく談笑して、ふとスタバのカウンターに視線を移すと、
長袖のジャケットを羽織った男性がカウンターで自分が頼んだ飲み物が出てくるのを
待っている姿があった。
人混みの疲労でボーッとしながら、
友達の話しを片耳で聞きつつ、
こんな暑いのに長袖とか無いよなーとか思いながら、
そのままボーッとその人を見てると、
どうも飲み物を待ってるのでは無く、
カウンターで作業してる女の人にしきりに話しかけている様子だった。
でも、女の人はジャケット紳士の話は一切無視して、
黙々と作業を続けてた。
そんな様子を見て、店員さんは大変だなーと思ってると、
ジャケット紳士は何を思ったか、
カウンターを乗り越える形で上半身をカウンターに乗せて何かガソゴソしてる。
マジか…と思いながら見てると、
店員さんは何事も無かったように作業を続けていて、
違和感を感じた。
そのまま見続けてると、ジャケット紳士は元の位置に戻って、
また店員さんに話しかけていたが店員さんは無視。
次の瞬間、ジャケット紳士がこちらに振り返り、自分と目が合った。
ジャケット紳士も驚いたような感じだった。
視線が外せなくなって、時間止まったように感じられた。
空のグラスに氷が転がるような、カランカランという音がし、
周りの音が戻ってきて、ヤベっと思って視線を友達の方に向けて、
またカウンターに移すと、ジャケット紳士の姿はそこには無かった。
友達に変な人いたよね?って聞いてもいなかったと言うし、
特に落ちは無いけど、あの男性は何だったのか謎!
他にも謎のモノを見ることがあるけど、最近は見ていない気がする。