元彼がビッチと浮気していたのでバレンタインに私「なんか恥ずかしくて…。今ほんもの渡すから、目つぶってて?」バチーーン!!!遠慮なくビンタをかましてやった。

2年ほど前の話ですが、浮気を繰り返す元彼に
復讐したことならありますよ。

それが原因かはわかりませんが、
今元彼は大学やめて引きこもりニートww
浮気相手の女は風俗嬢www

ちなみに私ふくめ全員22歳で、私と元彼は同じ大学。

中学高校ともに女子校だったのね、私。
出会いは高3の文化祭で、まぁありがちなんだけど、
友達と来てた元彼に私がメアド聞かれて、
仲を深め付き合うことにって感じ。

なんか最初はほんと幸せだった。
一緒の大学行こうね、なんてお互い話してて。
元彼もイケメンだし優しかったしね。

目玉焼きも作れなかった私だけど、
食べるのが好きな元彼のために頑張って料理も勉強して、
大体のものは作れるようになった。

でも最初の2ヶ月が過ぎると、少しずつ元彼の態度に変化が出てきたわけ。
オラオラ?っていうのかな?
何をするにしても、めちゃくちゃ偉そう。私に対しては常に上から目線。

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例えば、私が2分ほど待ち合わせに遅刻したときも

私「ごめん、お待たせ!」
彼「………(無言でめちゃくちゃ睨んでくる)」
私「…ごめんね?待った?」
彼「おせぇよ(顔マジ切れ)」
私「…ごめんね」
彼「…あのさぁ、ごめんじゃなくて。すいません、だろ?
遅刻したくせに上から目線で謝ってんなよ、カス」
私「…すいません」

みたいな感じ。
ちなみにそんな日は、1日中ずっと機嫌がなおらなく
て大変だったのよ

お互いの友達交えて遊ぶときも、彼女にえらそうにする俺かっこいいだろ?的な感じで、
私を手下のように扱いまくり、けなしまくり。
元彼の友達が「こんな彼女いて羨ましいわー」とか褒めようもんなら、
「いやいや、どこがだよwwブスだし屁こくし最悪だぜ?まじ別れてえわ」
とか言う始末。
もちろんみんな苦笑い。凍りつく空気。

私もみんなの前でけなされて本当に恥ずかしくて死にたくなった。
しかもいつ私が屁をこいたんだ。。

ここでちょっと話がそれるんだけど、私んち両親の仲がすごくよくてさ。
特にお母さんが強くて優しい人なのね。

「大人になったら、男の人をたてれる女になりなさい。
疲れてたら優しく優しく癒してあげなさい。男の人はとても傷つきやすいからね」

「男の人に守ってもらおうと思っちゃ駄目。むしろ自分が守るつもりでいなさい」

他にも色々あるけど、こんな感じのこと言ってた。
実際に、うちのお父さん、まあまあかっこよくて会社でもモテルらしいけ
ど今でもお母さんにベタ惚れだしね。
見てて気持ち悪いくらい。。苦笑

まあそんな母からの言葉もあるし、初彼だったのもあって、
「恋人ってこんなもんなんかなー」としか考えずに耐えてたんだわ。
でも事件が起こったのは、お互い同じ大学に進学して、
付き合って半年ごろのことだった。

一人暮らしを始めた元彼。
この日、私は泊まりきていて、いつも通り晩御飯を作ってた。
いつもより多めに携帯をいじる元彼。
まあ元々が携帯依存症らしかったからそこまで気にせず、
晩御飯を二人で食べてお風呂入って、
元彼にマッサージしてやってたらいつの間にか二人して寝てた。

次の日の朝早く、元彼の携帯のアラーム音で目覚めた。
この日は休日だったのに、アラームかけっぱなしだったらしい。

うるさいので寝ぼけながらアラームをとめようと
元彼の携帯を開いたら、メール画面が目に飛び込んできた。
そこには

「うん、すっごく気持ちよかったよぉ(はぁと)
元彼くん超うまいからすぐイッちゃったぁ(>_<)」

とのメール。まあこれが浮気相手なんだけど、
今からこの女の名前ビッチね。

「…は?」

まじで驚きで声が出た。
元彼に目線をうつすも、爆睡中おきる気配ゼロ。

偶然とはいえ、こんなメール読んでしまったらもうとまらない。
私はそのビッチからのメールと、ビッチへの送信メールを全部見た。
二人は合コンでの出会いらしい。しかも二ヶ月前。てか合コンて。。

私には男友達から電話きただけでマジ切れ、
もちろん数人でも遊ぶことさえ許してくれないのに。
まあ簡単に言うとメールの内容は、気持ちよかっただの、
またやろうだのビッチからの感想メール。
元彼からの送信メールには、また苛めてやるとか、
あんときのお前の感じ方が可愛かったとか、マジキモなメールばっか。

「・・・なんで」

今でも覚えてる。
無言で泣きながら震える手で携帯見てた。
もう、ショックどころじゃなかった。
自分に落ち度があったのか。もちろん束縛なんてしたこともないし、
我侭さえ言ったことない。私の作ったご飯を食べてくれるのを見るだけで幸せだった。
怒りなんてなく、悲しみしかなかった。

そのうち元彼がようやく目覚めた。

「・・・は?お前なにしてんだよ!」

ベットから突き飛ばされた。

私「浮気してたの?なんで?」
元彼「は?」

私「ごめん。アラームとめようとしたらメール見ちゃった」
元彼「・・・ふざけんなよ!そんなんルール違反だろ!!」

私「浮気するのはルール違反じゃないの?」
元彼「っせえな!お前がfくhdしskjdsふじこふじこ」

元彼、焦りすぎてなに言ってるかわからんかった。
しばらく言い合いしてたんだけど、まあ気の迷いらしく、
二度としないと誓ってくれ私も今回だけはと許した。
ビッチのメアドはもちろん消させた。
まあ、この約束はすぐ破られるわけだけど。

その浮気から、もしかしたら自分にも落ち度があったのかもと外見、
中身ともに見つめなおした。
ダイエットし、四キロ減。人への接し方も十分注意した。
今では浮気してくれて良かったと思ってる。
おかげで今楽しい人生おくれてるし。
まあそんなんどうでもいいよね。話戻します。

ちなみに元彼と私は同じサークル。
正直同じサークルには入りたくなかった。
どうせみんなの前で粗末に扱われるのわかってたしね。
あの浮気事件以来、自慢に聞こえたらごめんだけど、
なんか人気出てきた私。
多分、自分改造計画のおかげ。「あんないい彼女他にいない」状態になった。

そのたびに私をネタに、あることないこと言ってけなしまくる元彼。
ちょっとサークルでは元彼嫌われえたかもな。
みんな、また言ってるよ的な感じで、
むしろ私をかばってくれた。

でもやっぱり彼氏だったし元彼が好きだったから、
色々耐えながら元彼には特に優しく大事に接してた。
でも私も悪かったな。
甘やかしすぎてどんどん調子にのる元彼。
この頃には「所詮お前は」が口癖だったし。

そんなある日。同じサークルの男の子に言われた。

「これ言っていいかわかんねーんだけどさ、
あいつ(元彼)こないだ知らない女とラブホから出てきたの見たんだよね。
多分間違いないと思う」

・・・また世界が真っ暗になった。

もやもやしながら、再び携帯を見るチャンスを待ちながら過ごした。
おかげでデートなんか上の空。
「お前なんなの?なんかつまんねーから帰るわ」
そういって帰る元彼を見ながら、
「あのビッチの家にでも行くのかなー」
なんて思ったりして絶望してた。

そんでやっとチャンス到来。
元彼んちに泊まった日、元彼が寝てから携帯を見ようと決意。
「おい、早くマッサージ」当たり前かのように言う元彼。
これが亭主関白ってやつかしら。
すっかり私はマッサージが上手くなり、
元彼そっこー眠りの世界。そっこー携帯に手を伸ばす私。
そしたらロックかけてやがった。
だめもとで元彼の誕生日入力。
一発解除!ロック単純すぎだろ・・・・

出るわ出るわ、ビッチからのウフンアハンのメールパラダイス。
しかも私とはもう別れる設定になってて、
途中からは別れたことになってやがる。

何故か笑えてきた私。
いや、すっごく悲しかったんだけどね。
なんであんとき笑っちゃったのか不思議。
で、こんとき自分の中で何かが完全に切れた。

絶対に許さないと誓い、
とりあえずそのビッチのメルアドを自分の携帯に転送して、
その日はおやすみなさいした。

あとメールの内容からわかったんだけど、そのビッチ彼氏もち。
もう最低。ビッチにも天罰くだすと決意。
その日はそのまま元彼と別れ、友達を家に呼んですべてを暴露。
ちなみにその子同じサークル。

「元彼くん最低、許せない!!!」

普段から友達を大事にすることを心がけてた私、
当然その子(以降A子)は怒り奮闘。
ちなみにA子、マジいい子。彼氏いるけど超一途でラブラブ。
あと気が強い。

メールからわかったんだけど、
ビッチは私の大学から割りと近いファミレスでバイトしてた。
「今日そこのファミレスに行ってみよう」ということになり、
二人でさっそく夕方いってみた。

ついてからは適当にパフェ食べたり雑談したりして、
普通楽しくすごしてた。
当然うちらはビッチの顔知らなかったので、
店員が胸に着けてる名札だけがたよりだった。

「私!あの店員みて!」

ヒソヒソ声でA子が指差したすぐそこの店員。
名札を見ると「ビッチ」の文字が。

イターーーーー!!!!
なんか顔は、普通な感じ。たとえるとしたら、
AKBの大島優子をノペーっとさして崩した感じ。
わかりにくくてごめん。
あと声がアニメ声。おまけに、客に対する態度悪すぎ。

うちらのテーブルにジュース置くとき不機嫌そうに無言だったし、
バイト中なのに仲間とでかい声で雑談してるし、
なんかもう色々ありえん。
するとA子。

「あの子さあ、前に見せてもらったプリの、
B君の彼女に似てない?プリに書いてあったけど下の名前も同じだし・・」

全然気づかなかった。
あらためてよく見てみると、確かにそうだった。
こんな偶然あるのかと爆笑しそうになった。
あ、もちろん全部実話だからね。
ちなみにB君は、これまた同じサークルの友達。
めちゃくちゃ人気者。
てか友達の彼女に手を出す元彼がカスすぎるわ・・・・・・

とりあえずその日はそれだけで解散し、
翌日Bくんに確認をとるためにA子と二人で学校終わりに呼び出すことにした。

いきなり呼ばれて不思議がってたB君だったけど、
確かめてみたらやっぱりビッチと付き合ってた。
しかもお互いの両親公認の仲。あとこんとき知ったけど、
B君なかなかよい企業の社長の息子だった!
なんであんなクソ女と付き合ってるのか理解に苦しむ。

私は今までサークル関連のことでまあ色々B君に恩があって、
今回のことも黙ってるよりも全てを話したほうがいいと思い、
B君に詳細を話した。
最初はB君まったく信じてくれなかったんだ。
本当に心が痛んだ。彼女と友達のこと、ほんとに信頼してる様子で。
浮気された最初の自分とかぶって泣きそうになった。

「これ元彼が浮気してる相手のメルアド」

と言って、ビッチのアドレス見せたらようやく信じてくれた。
文字通りB君絶望してた。
「ちょうど今日会うし、確かめてくる」そう言ってB君とは解散。

言い忘れてたけど、私合気道やってて、
この日も合気道あったしそのままA子とも解散したんだ。
そんで合気道やっていい汗かいて、終わったあと携帯みてみたら
B君と知らない番号から着信の嵐。
留守電もあって聞いてみたら、

「おい、やめろって!(B君の声)・・・なんで!?いいでしょ!
だってhllkしあdlkhふじこ!!!
おい、お前!!(多分、私のこと。そんで声からしてビッチ)ふざけんなよ!
やっていいことピーー」ここで終了してた。
とりあえずB君にすぐ電話してみたんだ。

1コールと鳴らないうちに電話にでるB君、
ちょっとびびったww

B「ほんとごめん、気にしなくていいから!」
私「いや、全然いいよ。それよりどうだった?」

ここまで話したとこで電話の向こうから争う声。
そんですぐビッチの声に。

ビ「おいてめえ!!ふざけんじゃねえぞ!!」
私「は?なにが?」

ビ「なにがじゃねーよ!なにBに言ってんだコラア!!」

アニメボイスで一生懸命怒鳴るビッチ。全然こわくねえww

私「いや、だってどう考えたって社会的にも道徳的にも自分が悪いんじゃん」
ビ「あ!?てめえにカンケーねえだろ!!!なんだお前Bのこと好きなわけ!?」

どうやら私の素性を言ってない様子。
そんで会話からしてビッチ最強に馬鹿。
ちなみにこの間、電話の向こうでドンドンという音と、
開けろよ!というB君の声が聞こえてたので、
多分ビッチはトイレかなんかに立て込んでる様子。

私「なんでそうなるの。あんたと一緒にすんなやボケ」
ビ「はあ!!?大体てめえ名前なんだよkjdhdfしうsdふじこふじこ!!!」

私「私のこと、わからない?一回あってるのにね」
ビ「てめえなんかしらねえよ!!!」

私「わかった。今B君の家だよね?行ってあげるから待ってなビッチ」

ビッチと言ってしまった。隠れあだ名だったのにwww
なんかまだ電話でビッチ喚いてたけど、
無視して電話きってB君の家へ。
サークルメンツでお邪魔したこともあって場所は知ってたんだよね

ピンポーン
B君の家に着きチャイム鳴らす。
すごい勢いでドアが開いたかと思うと髪の毛をわしづかみにされ
中へ引きずり込まれた。
私「いたたた!なにすんの!!!」
多分ひっぱてるのはビッチだろう。
ぶちぶちと髪の毛ぬける音と同時に激痛。
と同時に喚き声とB君の怒鳴り声が。

B「おい!!ビッチやめろよ!!」
ビ「うっさい!!ぜんぶこの女が悪い!!!てめえふざけんなやあああああ!!!!」

思い切り床にたたきつけられ、頭の痛みに顔をしかめながら
目線を上にやると、ビッチとそれをおさえるB君の姿が。

文字にしてあらわすと、なんかたんたんとしてるけど、
こんときの私はまだ元彼がなんだかんだ好きで。
いざビッチと対決となるとショックで涙がでてきてしまった。

とりあえずビッチが凄い剣幕。
顔真っ赤で眼も真っ赤っか。
怒鳴りすぎてなに言ってるかわかんなくて、あー相当怒ってるな、
自業自得なのに。と思いながら何故かボーっと見てた。

私ほんと馬鹿だったんだけど、
「こいつと元彼がヤッたのかあ」なんて思いながら
しばらくボーっとしててさ。二人の言葉も耳に入ってなかったんだ。

そうしてるうちに今度は鼻に衝撃。テーブルの上にあったガラスの灰皿をビッチが投げたようだった。
私はもちろん鼻血ぶー。てかこれ傷害罪じゃんwwとか呑気に考えてたわけよ。

ちなみにこのとき、元彼からはいっさい連絡なし。
今、自分の浮気相手ふくめた三人で会ってることは知らない証拠だった。
まあ、私的にはそのほうがありがたかったんだけどね。

鼻血だらだらでボーっとする私。
「うおっ!」何故かびびるB君。そのすきに私にとびかかるビッチ。
しばらく二人でつかみあってたら、ビッチの一言にプッツンきた。

「てめえがいなければ上手くいってたのに!!消えろこのカス女ああ!!!」

上手くいってた?よく彼氏の前でそんなこと言えたなこいつ。もう許さん。
ちなみに私はB君だいすき、あ、友達としてね。だから余計にむかついた。
そくざにビッチに張り手をかました。ぶっとぶビッチ。
合気道三段、なめたらあかんぜよ。

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よろよろ立ち上がり、またとびかかろうとするビッチ。
合気道の構えをとるマジモードの私。
「やめろ!!!!!!」
B君の怒鳴り声で二人ともピタッととまった。びびったww
「・・・ぐすっ。だって・・だってええええ」
泣き出すビッチ。
だってじゃねーよ、悲劇のヒロイン症候群かお前。
それを黙って見つめる複雑な表情のB君。すぐわかった。私と同じ。
浮気された悲しみと怒りと、まだ相手を好きな気持ちがまじった表情。
切なくなった。

とりあえずその日はそれで解散した。
とりあえずB君たちもまだ別れないらしい。
二度目はないということで。うちらのカップルと同じ結論。
私はもう別れると決めていたけどね。

ビッチには、髪の毛わしずかみにして威嚇しながら口止めしといた。
今日のことは元彼には一切言わないこと。
あいつ(元彼)とは友達だから、今はまだ混乱してるし
アクション起こしたくないというB君からの要望。
あと、今回で浮気はやめること。

ちなみに、ビッチには私の正体言い忘れたまま帰ってきた。
私は自分の復讐の準備をすることに。まあ簡単。
とことん惚れさせてから、振ること。

少しのあいだ今まで通り過ごしてた。
ビッチは言いつけ通り元彼には内緒にしてるみたいだった。いいこね。
でもあるとき知らないアドレスからメール。
「しねしねしねしね・・・・・・」すぐわかった。ビッチだ。

毎日毎日つづくメール。拒否してもアドレス変えてまた送ってきやがる。
なんか毎日、死ねとか言われ続けるとちょっと参ってくるのね。
でもなんとか頑張って耐えた。
メール内容からしてビッチだと確信してたけど、
完全なる証拠もなかったしB君には何も言わず過ごしてた。

浮気は相変わらず。
ロック番号知ってるからメールも見放題だったしね。

ビ「B君にバレそうになって焦ったぁ(笑)あたしはずっと
元彼くんとイチャイチャしてたいのに邪魔されたくないニャン☆」

バレそうに、ってかバレてただろ。
つーかビッチ、どこまでもビッチだ!!

元彼「わかってるよ。俺もまだビッチのマ〇コぺろぺろしたい☆
魔術師元彼くんが、俺に惚れ続ける魔法かけてやるよ」

いや、マジでこんなメールしてたよ。
このメールだけは爆笑した。魔術師てwww

メールを見るたびにどんどん元彼への気持ちがなくなってった。
触りたくない見たくもない。
むしろ会うだけで拒絶反応を起こした。
キスやエッチなんか論外。でも頑張って耐えた。
たまってきた恨みの方が勝った。

そんなある日、サークルの後輩から告白された私。
表面上だけはまだ元彼と付き合ってた私はもちろん断った。

その日の夜、元彼から電話の嵐。
どうやらサークル仲間から、私が告白されたことを聞いたらしい。

元彼「おい!!ちょっ!!お前告白されたってマジ!!?」

焦りすぎだわ、カスwww

私「うん、告白されたよー」
元彼「え!?返事は!!?断っただろ!!?おい!!」

なんかその言い方に苛ついたので、
あえて嘘を言ってやった。

私「…いや、考えさせてって」
元彼「はぁ!?お前なに考えてんだよajtpjmkふじこ!!」

私「正直、大事にされてる感じしないし。
そうやってすぐ上から目線で言ってくるのがずっと嫌だった」
元彼「……わかったよ。ごめん。もっと大事にするからちゃんと振って!」

私「ほんと?嬉しい。わかった、ありがとう」

プライドが無駄に高い元彼。
彼女が他の男にとられるなんて嫌だったんだろうね。
サークル内のことだし広まっちゃうし。

それから何故か、告白され始めた私。
比例するように焦りまくる元彼。正直いい気味だった。
まぁまだ捨てないでおいてやる。
最後の最後にねー。くらいの気持ちだった。

それから、しばらくは私も相変わらず形だけ
元彼のことは大事にしてた。
でも、今までと違い嫌なことはハッキリ嫌と言えるようになった。
これが効いたんかな。元彼はどんどん私に依存していった。
相変わらず告白はされてたから、
私を取られるんじゃないかみたいな不安があったのかもしれない。

誕生日は盛大に祝ってあげたし、クリスマスも遊びに行った。
常に、自分より相手が楽しくなるように、を意識して、私も常に笑顔でいた。
女の一番の魅力は笑顔らしいし。もちろん、外見も気は抜かなかった。
もっと元彼が私を好きになるように、あらゆる手を尽くした。

「こんな彼女いて羨ましいわー」
友達からそう言われるたびに元彼は気持ち良さそうだった。
はい、馬鹿ww全てはお前を地獄に落とすため。
今でもビッチからの嫌がらせメールは続いてるし、
二人の浮気メールも見てる、罪悪感なんて微塵もなかった。
むしろこれからのこと考えると、全てがいい気味だった。

そんなときB君と一緒に帰る機会が。

B「彼女、また浮気してるっぽい…。あいつ(元彼)かな?」

最近B君と喋る機会がなかったから久しぶりだったんだけど、
ビッチが今もまだ平気で浮気してることを知らないようだった。

時期はもうすぐバレンタイン。
私はこの日に決行しようと決めてたのもあって、
B君に全てを話した。まだ続いてる、
しかしバレンタインに自分は別れるつもりだ、と。

B「…そっか。お前、もう完全に吹っ切れたん?」
私「うん、もう全然(笑)二人のメール見てるし、むしろ生理的に無理なレベルかな」

B「…俺にもさ、メール見せてくれない?
あいつ(ビッチ)の携帯ロックかかってるし、ちゃんと見ないと実感わかなくてさ」

悩んだ挙げ句、その日ちょうど元彼の家に泊まることになってた私は承諾。

元彼が寝てる間に二人のメールを自分の携帯に転送し、次の日B君に見せた。
メールを見てるB君、もう怒りでプルプル。
「彼女も許せないし、元彼も許せない。ダチじゃなかったのかよ…」って。

B君もバレンタインの日にビッチと会うらしく、そこで振ることにしたらしい。
さぁ、当日が楽しみだこと。

そしてバレンタイン当日。元彼の家に到着した私。
元彼「おー」
ドアを開け、チョコを貰える嬉しさからかルンルンの元彼。
今日でやっと別れられると同じくルンルンの私。
もちろんチョコなんか用意してねーwww

私「はいっ」
百均で買った空の箱を渡す。
嬉しそうに開ける元彼。

元彼「…あれ?」
空だと知り、不思議そうな顔をする。
そこで私は恥ずかしそうに言った。

私「なんか恥ずかしくて…。今ほんもの渡すから、目つぶってて?」
ニヤツキながら素直に目をつぶる元彼。
こんなときだけ素直なんだから。悪い子ね。
遠慮なくビンタをかましてやった。

バチーーン!!!

いい音が部屋に響きわたり、頬っぺたおさえて元彼唖然。
満面の笑みで言ってやった。
ビンタじゃ足りないくらいだったけどね。

私「さよなら。今日でやっとお別れできるわー」

元彼「…は?………え?え?」
私「ずっと浮気してるの知ってるよ。誰がてめーみたいな男と
これ以上付き合ってられるか。明日以降、一切私に関わらないでねー気持ち悪いからさ」
元彼「…え?ちょっと……ちょ………」

元彼、なんか息が荒くなってくるが、構わず続ける。

私「ちなみに、あんたが浮気してるビッチ。
B君の彼女でしょ?友達まで裏切るなんて、あんた本当に最低。
あ、もうB君も全部知ってるから。ボコボコにされるかもねwww」

こんな口悪く元彼に何かを言ったこともないので、
元彼かなり驚き気味www
同時に息もさらに荒くなってハァハァしまくり。

過呼吸だとすぐにわかった。
浮気を知ったとき、ショックで私も過呼吸になったから。
まあ、ざまああぁぁぁー!!としか思わなかったけどね。

元彼「待っ……ちょ…お願い…だから……」

元彼は号泣しながら、立ち上がる私の足に必死にしがみついてきた。
引き留めるかのように助けを求めるかのように。
遠慮なく足で払いのけた。

なんで後悔するのが手遅れになってからなのだろう。
もっと、早い段階で、後戻りができるチャンスだって今まであっただろうに。

「別れたくない、頼むから」

本当に聞こえるか聞こえないかの声で、
元彼は苦しそうにしながら訴えた。

自分の思うままに、長い間ビッチをつなぎ止めておきながら、
私を裏切って友達を裏切って。
今になってこんな苦しむなんて、
勝手すぎるし自業自得だ。今更すぎる。

私「その手でビッチを抱いてきたんでしょ?汚いな、触んじゃねーよ。
そんな手で私に助けなんか求めるな。さんざん人を見下して裏切りやがって。楽しかった?」

こんな感じで、元彼がハァハァしてる間に今までたまったものを全て吐き出させてもらった。
帰る直前にビニール袋は渡してやったけどね。

私「それ口にあててな。直るから。じゃ、さよなら。ヤリチン君」

そうして元彼の家を去った。清々しさでいっぱいだった。
でも、当時は虚しさもあったよ、やっぱり。
一時は、自分が本気で好きだった相手だしね。
でも耐えた。ここで引き返したらまた同じことになる。

今は、確かにつらい気持ちもある。
でも、時間が少しずつ消化してくれると信じた。
この壁を越えたら、またもう一段階、自分がレベルアップできるんだ。
そう思って出てきた。
おばあちゃんになったら、
「当時は私も若かったわねぇ」なんて笑える日が来ると思った。

夜、知らない番号から電話がきた。ビッチだった。

ビ「今っ……今どこ!!!?」
私「…は?家だけど……なに?」

ビ「だって!Bくんっ……私おいて…どっか行っちゃっ……」
ビッチ号泣。

ビ「今〇〇公園にいるから来て!!!!」

勝手に電話きられた。
やれやれ、と思いつつ向かった。

公園につくと、私を見つけたビッチがフラフラと近寄ってきた。泣きすぎて瞼が腫れまくり。
一瞬誰かわからんかった。

ビ「Bくんどこ」
私「は?知らんし。用事はなによ」

ビ「嘘つくなああぁぁぁー!!!お前が隠してんだろー!!!」

つかみかかってきた。目がイッてて、ちょっと怖かった。
遠慮なく張り手をかましたら、ビッチぶっ飛んだ。

ビ「…死ぬ!!!死んでやるからぁぁぁ!!!」

泣き叫ぶビッチ。本当にこんな女が世の中にいるんだな、と思った。
都合が悪くなったら泣いて、挙げ句の果てに死ぬ宣言。
同性として、本気で恥ずかしいよ。

こいつも元彼と同じだ。後悔するのが遅い。遅すぎる…。
ビッチの胸ぐら掴んで言ってやった。

私「あんたが裏切ってきた結果だよ。もう遅いんだよ。
でも、死んじゃ駄目だよ。あんたもいい加減、目を覚まさないと。
まぁどうしても死にたいなら、死ね。
言い忘れてたけど、私はあんたがヤりまくってきた、
元彼くんの彼女だから。頼る相手間違えてるよ。
まぁさっき別れたけどね。おかげさまで。あ、死ね死ねメールありがとう。」

それだけ言って帰った。
何故かビッチは呆然としてた。

後はもう予想がつくと思うので、まとめます。

もちろん、このことはB君には言わなかった。意味ないし。

後日、B君と話したけど、案の定すごかったらしい。
両親公認で、B君はビッチにベタぼれで表面上ラブラブだったし、
結婚も考えてたこともあって、金持ちなB君に自分の将来の安定を期待してたビッチ。
別れを切り出したときも泣きわめいて暴れまくりだったそうな。
でも冷めきってたB君は無理やり出てきたらしい。

それからビッチがストーカー化したので、
部屋も携帯も変え、今は平和になったと。

そのあとビッチは何故か風俗の世界へ。
知り合いが何かの掲示板で見たとか。

ちなみに、元彼とビッチが知り合ったきっかけは、
Bくん含め三人で遊んだことが始まりらしい。

私もすぐ携帯かえて、サークルでは人気者だったBくんを裏切った元彼の噂は、
サークル内に瞬く間に広まり、居場所がなくなった元彼は大学を休みがちに。
からの留年、からの退学。

風の噂で、今は実家に帰り引きこもりニートだとか。

大学にいた頃は、やり直してくれだとか土下座されたりしたけど、フル無視した。
家まで毎日こられたときは、友達に頼んで追い返してもらいました。

今では私もB君も新しい恋人と幸せに過ごしています。
前に書いたけど、元彼が初彼だった私。
新しく彼ができて、恋愛ってこんなに楽しいんだ!!と感動しまくり。
元彼がたまたま悪かったのね。

相手を失ってからじゃ気付くのが遅い。
女も男も後悔するなら浮気なんかするな。と思った出来事でした。

ちなみに今は罪悪感なし。振っただけだし。

とまあ、こんな感じです!長々と失礼しました。
楽しく読んでいただけたら幸いです。

ごめん、最初の方に、ビッチと元彼の出会いは合コンて書いたけど、

元彼とB君、合コンへ行きビッチと出会う→B君とビッチ付き合う
→そのあと三人で遊ぶ→元彼とビッチ、
合コンでお互いイイナと思ってたのもあり、そこでこっそり連絡先交換。

こんな流れです。わかりにくくてゴメンね。
他にもわかりにくかった所あったら言って下さいな。

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