採決を研修中の若い子の練習台になった結果

仕事中どうにも体調悪くて
とある大学病院の夜間外来へ
とりあえず採血しましょうとなったところで、
研修中の若い人に練習させてもらえないかと
お願いされたので、了承して採血へ

スポンサーリンク

若い学生さん?を連れてきた女医さんが

「すいませんが、ちょっとだけ我慢してくださいね」

と言い残して奥に消えると、
研修さんが手を出してくれと言う

腕じゃないの?

と思いつつ手を出したら
手の甲に注射しようとするんだが、
どう見ても角度がおかしい
普通なるべく血管に平行に寝かせるはずなのに
45度くらいある

それを躊躇いもなくズブズブと刺してくる
いやいや深すぎるだろうと思っていたら、
案の定ピストン引いても何も出てこない

首を傾げながら注射器引き抜くと
血塗れてくの字に曲がった針先に、
ぷっくり血の滲む手の甲

それでもあまりの体の怠さに
リアクション薄かったからか、
大丈夫だと判断したのか
針先換えてネクストチャレンジ

スポンサーリンク

さらに厳しい角度でズブズブ刺してくるけど
やっぱり出ない
気のせいか手のひらがチクチクする
そうこうしているうちに様子を見に来た?
看護婦さんが血まみれの手と血塗れて折れた針が
3本机から生えている光景見て「ひっ」と声あげたかと思うと
病院なのに超ダッシュ

女医さんもすっ飛んできて

「だだ大丈夫ですか?」

「いやそれは先生が判断してもらわないと」

「なんでこんなになるまで」

「先生が我慢してねっていうから

貫通した針先が手のひらに
赤い斑点作っているのを見て絶句してた

とりあえず安静にということで
点滴用のベッドに寝かされていたら、
髪振り乱した多分偉い人が入ってきて謝罪をあれこれされて、

一番高い点滴サービスさせていただきます

といわれたのが衝撃

スポンサーリンク