警察官が来て警察官の父を連れて行った

突然家に大量の警察官が来て父を連れて行った
ずっと父は夜勤明けだったから家で寝ていたから絶対に犯人じゃない!
って小学生の自分は警察官に食って掛かった

そんな父の職業は警察官
だから、なおさら父はハンザイ者じゃないと
父が私を説得するまで泣きながら警察官に食って掛かった

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しかし、父は警察官達と話をして
パトカーに乗ってそのまま連れて行かれた
父が逮捕されたことは母にもすぐに連絡が行き、
飛んで帰ってきた母は私を抱きしめながら泣き崩れていた
自分も号泣してその時が今でも一番泣いたと思う
そこへ父の逮捕は誤認だったという電話があり、
それはもう怒り狂って警察署になぐり込みをかけそうなぐらい

犯人は父が連れて行かれた直後に別の場所で逮捕
顔・髪型・体型・普段の私服の全てが
犯人と父と同じで一卵性双生児と言われても
納得できる激似だったらしい
唯一違ったのは声と耳(父は柔道耳)
それ以外は外見からは判別できないと
当時の父の同僚たちも口をそろえた
父は父であまりにも似すぎているから自分の親を
疑ったり親戚じゃないか調べたりもしたそうな
しかし、全くの赤の他人で関係性が無く本当の偶然だった
当時は本当に本当に修羅場でしばらくは
警察官が大っ嫌いになった

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