約2年付き合った彼と結婚を見据え、同棲開始。
同棲してからしばらくして彼がまとめサイトの存在を知り、
面白いね~と時々見るようになった。
その内、ニュース見てる時にネトウヨっぽい事を言うようになり、
私は内心ニラオチしつつもスルー。
同棲半年でお互いの両親に結婚の挨拶まで済ました頃、
いきなりニヤニヤしながら
「女が家計の金を管理するとろくな事が無い。
結婚後は最低限の生活費は入れるがあとは俺が管理する。
俺の給与明細も見せない」と言い出す。
…はい。影響されやすい彼、女叩きに染まってました。
しかしこちとら内緒にしてたが電車男(衛生兵スレ)時代からのねらー。
面白いので彼の意見に乗る事にした。
「ええ!?ホントに良いの?嬉しい~!」
ここで彼が小さく「えっ」て言ったけど無視して天然風マシンガントーク
「ほら、私ってズボラじゃん?家計の管理なんて細かいし責任重大だし
プレッシャーかかるなって思ってたの!」
「そんな面倒なこと自ら引き受けてくれるなんて、さすが彼君!頼りになる~!!」
この辺りで彼の顔に『思ってたんと違う』と
書いてあるのが読めたけど気づかないフリして続行
「で、最低限の生活費って幾ら?え?〇万円?共働きだから私も同じだけ入れるけど、
それじゃ厳しいかも~(ズボラ家計簿を見せる)」
「これだとカツカツだから、余りから貯金は出来ないね?
私のお給料から〇万円出して残った分は私のお小遣いにして、その中から貯金するけど、
その貯金は私と将来産まれるかもしれない子供の為の貯金だからね?」
「彼君は将来脱サラしてお店を開くのが夢だったよね!
夢のための開店資金は〇〇〇万円くらい必要だと思うけど、
自分で貯めてね?私の貯金はアテにしないよね?」
最初のニヤニヤ顔はどこへやら、ちょっと青ざめてたけどそのまま押し切った。
結婚して二ヶ月後に「やっぱり君が全額家計を握って良いよ」と言い出してきたけど
「え???彼君がFPの資格を持ってるから大丈夫だと思ってたのに…。
まさかやり繰りするの無理だったの?」って天然風味で言ったら、
プライドが高い彼は、そうだ、ともゴメン、とも言えず。そのまま家計管理を彼におまかせ。
私が出産を機に仕事を辞めたので、その時に家計をまかされることになり
給与明細も通帳も見せて貰ったら夢の貯金額にはほど遠かったよ…。
私がその分貯めてたし、脱サラしなければ問題ないレベルだったから不問にしたけどね。
2年付き合って結婚しても良いと思った女より、
匿名掲示板の偏った意見の『嫁は寄生虫』を信じた彼=旦那がアホすぎて、
そんな浅はかだから脱サラなんかしなくて正解だったと思ってる事は一生秘密にするつもり。
当時彼に隠れていろんな板をROMってて毒男の女叩き荒らしのテンプレ
(今で言う、ま~ん連呼みたいな)とかも一通り見てたから、
ちょっとでも感情的になったりマイナスの言い方をすれば
(たとえこっちが正しくても)「だから女は駄目なんだ」って返されるな~と思い、
アフォな荒らしが来たから祭りだ!みたいに面白がるのが一番良いかなと脳内に閃いたの。
効果は抜群だったのか?、ネットの何処の誰だかわからない人の
言うことよりも身近な人間や自分で見て判断したモノの方が信用できると思ったらしく、
彼はその後すぐに2ちゃんを止めちゃったみたい。
でも、私は後でこっそり凹んだんだよ…
ブランド品にも興味ないし、婚約指輪も勿体なくて要らないって言ってたし、
堅実な生活してたのに信用されてなかったんだな。彼は私の何処を見てたのよ~ってさ。
もうだいぶ昔の話だから今は何とも思って無くて書き込んでみた。