産婦人科でつわりが酷くて立っていられなくなり床にへたりこんだ。そこに金のネックレス、指輪をしたいかにもアレな人が

つわりがひどく、1ヶ月吐き続けて、
病院へ点滴を打ちに行ったときのこと。

めまいがひどく、衰弱が激しいため、
立っていられず、床に座り込んでしまった。
ソファーは空きがなく、付き添いのパパが
堂々とたま○よとか読んで座ってる。

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そんなとき、パンチ、ぶっとい金のネックレス、
ごつい金の指輪、映画とかで見るいかにも
ヤクザな格好をして、細いヒゲを生やした
おじさんが私の前に来て

「気づかなくてごめんよ、座ってくれ。
体大切にな。ここは妊婦さんが座る席だよな(激低音ボイス)」

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と言って席を譲ってくれた。
そしたら・・・今まで平然と座ってたパパさん達が、
急に席を立ってしまった。
ちょっと怖い光景だった。

その後、点滴するために処置室に呼ばれるも歩けず、
なんとその席を譲ってくれた方が
肩を貸してくれて、どうにか処置室にたどり着いた。

あまりに気分が悪いのと、感動で号泣してしまい、
お礼も言えなかった。

外見で判断してすいませんでした。
私の中の偏見が音を立てて崩れた瞬間でした。

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