若かりし頃 スノボに行って
アイスバンでスっ転げた。
自分の肘が脇腹に入り余りの痛さに
病院へ→レントゲン撮ると肋骨ちょびっと骨折だった。
痛がり呻く私に当直だった整形外科医が
バカにしたように
「wwちょっとの骨折で大げさな!痛がりですか?」
と言いながらグイグイ腹を押さえ触診。
あまりの痛さにグエグォ呻き息も
出来なかった。
母が
「この子は我慢強い子なんですが」
と言ってたのでちょっと笑った。
そして念のため2日入院
退院する日の昼過ぎに帰る準備してたら
看護婦さんと外科医が3人集まり
「今から絶対安静です!
内臓(脾臓)破裂してたので緊急手術です」
と言われた。
内出血で2L以上出ており(致死量近い)
危険な状態で身内の血液型を聞かれた。
外科医の後ろに腹をグイグイ押さえた
整形外科医がテヘペロな顔で立っていた。
タヒねと思ったのが第1の修羅場。
退院してたら私は死んでた。
最初の退院予定だった日に
友達がお見舞いのケーキ、
会社の人がスペシャルフルーツ盛り合わせ
持って来てくれたのに、
絶食だったから全部妹が美味しく
頂きましたと感謝されたのが第3の修羅場。
まだ寝たきりだがようやく水と薬は
飲めるようになった時、母が薬を準備してくれ
「良くなってきて良かったわ~」
と言いながら母が飲んだ。
「アララララ!?!?!?アレ?薬飲んじゃった!
グフぅ~」
ってorz笑って傷が開くかと思ったのが
第4の修羅場。(笑うと身体じゅう激痛だった)
あと、当時付き合ってた彼氏が
翌日お見舞いに来るはずが、
徹夜でゲームして眠いからって来なかったのが
心の修羅場。
死ぬとこだったのに!って言ったら<
「でももう大丈夫なんでしょ?」
って、この人とはもうダメだと思った。
最後に、入院保険が下りたので
新しいウエアとショートスキー買って
また滑りに行ったのは母にとって
修羅場だったと思う。
整形外科医は診察時すごく
バカにした態度で
「内臓破裂ならともかく大げさなww、
もっとも破裂してたらこんなもんじゃない」
と言ったんです。
看護士さんが
「でもちょと様子がおかしいです」
と強く言ったら、面倒臭そうに
「じゃ入院させたら?帰ってもいいですよ」
てな感じでした。
動ける痛さじゃなかったので入院。
2日後に退院しろと言われましたが、
看護士さんがCT撮るべきです!って、
言ってくれて
「気が済むんなら撮れば?」
って内臓破裂発覚。
外科医が3人ついたのも恐らく
病院の配慮だと思います。
消えた第2の修羅場は、
当時スラっと茶という商品があって
よく飲んでた。
診察でベッドから身体を起こした際、
貧血でクラっとしたのを支えてくれてた母が
「アララ!クラっと茶」
とつまらんダジャレを言って
ンぐフぅ~大笑いしだし、
看護婦さんも自分もつられて笑ってしまい
傷が開くかと思ったこと。
ずっと笑ってはいけない生活だったので
堪え切れなかったようです。
人間笑っちゃダメってなると
笑っちゃうんですね。
ささいなことですみません。もう消えます。
ありがとうございました。