嫁「ギャルが嫌いみたいだから普通にしたのに告白してくれない」

俺が嫁と出会ったのは高校入学式の日、
教室で出席番号順で座った時隣の席だった。この時は普通の子だった。
しかし通常登校日隣に座っていたのは茶髪でアイメイク、
ネイルバッチリで制服を気崩したギャルだった。
そして休み時間になるとギャル仲間が集合。
俺は当時から陰キャだったのでビビりながらやり過ごす毎日。

授業中も嫁は昼寝をしたり、メイクをしたり。でもある時嫁が
「ねぇ教科書持って来てないから、教科書見せて」と言ってきた。
「え?授業受けるの?」と聞くと「まぁたまには」と言い
小学生のように机をくっ付けて授業を受けた。

それから嫁は教科書を持ってくるようになり(学校に置きっぱだったが)
徐々に真面目に受けるようになった。(まだ寝たり、メイクする時があったが)
そして休み時間も授業の解らない所を聞いてくる。そうするとギャル逹も俺に絡むようになり、
続いてヤンキー(EXILEのATSUSHI)風の男子を紹介される。(以降アツシと呼ぶ)
当時俺は嫁がアツシと付き合っていると思っていた。

書き忘れたけど、アツシは見た目は恐いがいいやつです。
その後席替えにより嫁と席が離れることに。もう話せないのかなと思っていると、
昼休みに嫁が来て
「午前の授業のここと、ここと、ここが解らないから教えて」と言ってきた。

それからはほぼ毎日昼休みは午前の復習、放課後は昼休みの続きと午後の分をするようになる。
その後アツシや、一部のギャルも参加するようになる。
この頃嫁に進路について聞かれ、将来の夢を語りその為に某大学の某学部に行くと言った。

俺は嫁は就職すると思っており(当時地域性もあり高卒で就職が多かった)
進学クラスになると授業内容も違うし、接点無くなるなぁと寂しく思い、
俺、嫁の事好きなんだと自覚するも嫁はアツシと付き合っていると思っていたので気持ちは封印。
そして2年生になると普通クラスにいったと思った嫁とアツシが進学クラスに。
アツシは地元の大学に、嫁は「偶然」俺の大学に近い大学が希望校らしかった。

ということで俺・嫁・アツシで勉強会は継続。
この頃アツシから嫁と付き合ってないことを聞くも、嫁はアツシが好きなんだと思っていた。
2年生になってしばらくたった時、嫁が黒髪、ナチュラルメイクになって登校してきた。
進学に向けて真面目になったんだな。とその時は思っていた。
今思えばこの頃から嫁の様子がおかしかった。

修学旅行も俺・嫁・アツシと二人のコミュ力で新しく出来た友達とグループを結成。リア充だった。
3年生になり受験も終わった頃、嫁様子がおかしくなる。アツシに告白するのかな?と思ってた。
その後三人とも無事合格したのでカラオケに行き祝勝会をしたのだが、
途中アツシが離脱したので二人でいたものの
そろそろ帰ろうと言うと嫁号泣。(以下泣き声だったので意訳)

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嫁「なんで何も言ってくれないの?私魅力ない?私のこと本当は嫌いなの?」
俺「え?」
嫁「ギャルが嫌いみたいだから普通にしたのに告白してくれない」
 「受験が終わったら言ってくれると思ったのにしてくれない。もう卒業だよ。もう会えないんだよ」
俺「え?嫁ってアツシ好きなんjy」

嫁「私が好きなのは俺君だよ!」
俺「マジか···· 俺嫁の事好きだ!付き合ってください!」
嫁「遅いよ!よろしくお願いします」

そのまま嫁の家に送り届け嫁両親にご挨拶。
嫁両親は中学生の時からギャルだった嫁が大学にいきたいと言い出したり、
ギャルをやめた理由が分かり俺にすごく感謝していた。
ここでいつか同棲する許可を得る。嫁父ちょっと渋るが、嫁母快諾。

春 それぞれ部屋を借りるも、ほぼ俺の部屋に入り浸る。
引っ越し初日に経験した。嫁純潔だった。
嫁は俺を好きになった頃から料理を勉強しはじめてすごく美味い。
落ち着いてきた頃二人が住める部屋に引っ越し同棲開始。
めちゃくちゃ幸せだった。
大学を卒業して嫁就職。俺は下積み的な事をしたため薄給。
嫁に負担をかけてちょっとつらい時期だった。

そんな時期も終わり、一人前になり経済的余裕が出来た時に
プロポーズ。また泣かせてしまった。
ちなみに何で俺だったのか聞いたら、最初は俺が
数学の小テストで100点を獲り(特別俺が頭いい訳じゃなく
他にクラスでも数人いた)興味が湧き声を掛けた。
その時自分の格好に引かずに優しく接してくれたらのが嬉しかったらしい。

文章を読んだら解ると思うが俺、話を膨らますの下手なんだ。
この先つまらないかもしれんが
時間が戻って俺実家へ嫁を連れていったらオタクで暗い俺が
彼女(しかも美人)を連れて来てすごく驚かれた。
本当に「これ」で良いのかと嫁に聞いていた
そんなこともあり帰省で嫁を連れて行くと歓待。
「絶対に逃がすな。こんないい娘がお前の事を
好きになるなんて奇跡なんだから」と
婚約の報告に帰ったらまた本当に「これ」で良いのかと聞かれ、嫁は
「俺君が良いんです。バカな私を見捨てず
優しく導いてくれる俺君が良いんです」
と言ってくれた。すごく嬉しかった。

続いて嫁実家へ。嫁両親は嫁が普通に就職して、
普通に結婚出来た事にすごく感謝された。
当時嫁両親は嫁がマトモな職に就けるとは思っておらず、
最悪高校在学中に出来ちゃった結婚するのではとも思っていたらしいです。

同棲中のエピソードを書こうと思ったが、書けることが無い。
普通に幸せだったし、俺が稼ぎが少ない時期は苦労かけたなとしか書けない。すまない

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