姉の結婚式に和服美人が来た。私「新郎の愛人が来てる!」和服美人は札束ご祝儀を出した

今週末結婚するんで
余計なお節介した反省と厄落としのカキコ。
姉の結婚式で受付をやった時の話でフェイクありです。
そして義兄さんごめんなさい。

新郎 バツイチ40代前半
新婦 私姉初婚20代後半
私  新婦弟 20代前半

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受付に和服美人(姉より少し若い?)がきて

「本日はおめでとうございます。新郎に招待された○○です」

といって差し出した御祝儀が分厚くて
雑誌位の厚みがありました。

名前を確認すると和服美人は受付用のリストには
一応名前があるものの、招待客用の席次表にはなぜか名前が無い。
和服美人は着物を着慣れた感じで着物の感じも
なんか違ってました。(後で知ったのですが、
結婚式では若い女性は振袖を着る事が多いのに
和服美人が着ていたのは留袖だか訪問着だかだそうです。)

この時点で不審に思っていたところ、
新郎が和服美人を出迎えに登場。

受付をしながら断片的2人の

「パパ久しぶり」

やら

「ママが」

と言う会話が聞こえてきたのでこれは怪しいと思い、
受付を他の人に任せて両親に

「新郎の愛人が来てる!」

と報告をしました。

両親は初めのうちは信じなかったものの、
若いのに着物を着慣れた感じで
札束の御祝儀を持ってきた事や新郎を
「パパ」と呼んでいたこと等を話すと
流石に両親も怪しいと思ったようです。

そこで両親は新郎両親にも事情を話し、
私に新郎と和服美人を連れてくるように言いました。
新郎の前の離婚理由が新郎の浮気だったので
新郎両親も怒っていらっしゃいました。

新郎と和服美人を連れて行くと、新郎両親が

「また女か!」

「もうやめるって言ったじゃない!」

と一喝。

両親も

「どういうつもりだ!」

やらなんやら新郎を怒鳴りつけ、和服美人にも

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「結婚式にまで来るなんて厚かましい!」

だの

「結婚式をぶち壊す気!」

と詰めよりました。

和服美人が残念そうに

「結婚式を壊すつもりはありませんでした。
申し訳ありません。このまま帰ります」

というと新郎が

「○○!せっかく来たのにそんなこと言うなよ」

と和服美人を引き止めました。

「愛人引き止めるとかとんでもない新郎だ」

と両親と私は新郎を総攻撃。

すると新郎父ががそれを止めてきて、新郎母が和服美人に

「○○ちゃんなの?」

と問いかけると

「うん、おばあちゃんお久しぶりです。
呼ばれたからって来ちゃってごめんね。
でもおじいちゃんとおばあちゃんに久しぶりに会いたくって・・・」

和服美人は新郎前妻に引き取られた新郎の娘でした。

新郎が学生時代に生まれた子供で実年齢は10代後半、
更に着物効果と立ち振る舞いで年齢が上に見えた事で
私が盛大に勘違いしてしまったのでした。

義兄さん本当にごめんなさい。

ちなみに新郎の娘が来るのは新婦(姉)も了承の上でした。
席次表に名前が無かったのは新郎両親が

「バカ息子の親として前妻さんと孫には合わせる顔がない」

と言って、可愛がっていた孫と10年ほど距離をおいていたので、
当日のサプライズにしようとしたとの事。
(前から知ってると出席するしないで揉めそうだと思ったらしいです。)

更に札束ご祝儀で一悶着。
私は聞いただけなのですが、結婚式後に和服美人の母親(前妻)が
迎えに来て、新郎に渡したご祝儀を取り返して帰りました。
原因は新郎はこれまでの養育費を一部未払いだそうです。
前妻さんは結婚祝いに一部未払いをチャラにするつもりだったらしいのですが、
新郎に反省を促したくて現金を一度渡して取り上げるという流れをとったそうです。

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