先程の事です。
スヤスヤ眠っていたムスコ@8ヵ月が
突然泣きだしました。乳あげようとしてもダメ。
抱っこしてウロウロしても、あやしても全く泣き止まなくて、
アパートの1階だから上にも隣にも近所中にも響き渡っているわけで、
もう必死で泣きやませようとしていました。
泣き始めてから30分くらい経った頃、ピンポンとチャイムが鳴りました。
苦情だろうなぁと、かなり欝でドアを開けると、
上の住人である年配の女性。
私が「うるさくてスミマセン…」と言おうとするのを制して、
『怒りに来たんじゃないのよ。』と笑顔。
『ちょっと抱かせてもらえる?』と言われ、ギャンギャン泣き喚くムスコを託すと、
女性が持ってきた毛布でムスコを巻いて『心配だったら一緒にいらっしゃい』と、
外へ。
呆気に取られたままついていくと、
5分もしないうちにムスコが泣き止み、
間もなくスヤスヤと寝息をたて始めました。
『昼間だけでなくて、夜中でも
気分転換してあげるといいのよ』と言いながらムスコを毛布ごと私の腕へ。
私は母がいなくて、その上旦那が単身赴任中なのですが、
『よく頑張っているわよね。偉いわ。でも、時には誰かを頼ってもいいのよ。
私は他人だけど、たまには役に立つと思うわよ』
…もう涙が溢れてきて止まりませんでした。
何もかも1人でやらなきゃって、ずっと溜め込んできてしまって、
育児に息詰まっていて、
このままでは虐待してしまうかもと、どうにもならない思いを抱えていました。
本当に嬉しかった。涙でグチャグチャだったり、
ムスコを布団に寝かせたりで、ロクにお礼も言えないまま女性は自室へ。
明日は旦那が送ってきてくれた林檎でも持って
お礼に行こうと思います。あっ!毛布も返さなくちゃ。
今朝、林檎と毛布を持って上階の女性へ、
お礼に行きました。すると、ご主人がいらっしゃって、ご主人にもお礼を言うと、
『うちは孫もみんなデカくなっちゃって、
昨日、久々にチビスケを抱けたって、凄く喜んでいたよ。こちらこそありがとさん。』
と、ムスコの頭を撫でてくださいました。素敵なご夫婦だな~って思って、
またウルウルしてしまった…。
私も、もう少し肩の力を抜こうと思いました。
そして、自分が助けてもらった分、
他の誰かに手を差し伸べることができるといいな~。