彼が自分の部屋からまっぱで逃げ出したので内側から鍵をかけてみた

年齢=彼氏居ない歴を30年近く続けてきた喪女が、
男性からの初めてのアプローチに舞い上がって
うっかり交際したら1年くらいで浮気された話。

私:31歳。会社員。体は縦にも横にもでかい男女だが心は弱い。
彼:29歳。同じ部署(後に異動)。
写真にポエムをつけてネットに投稿するのが趣味。
後輩:25歳。佐々木希。才色兼備。
酒を飲むと人格が変わる。元同じ部署→関西に転職
後輩彼:パチプロ。時々居なくなるが数週間~数ヶ月で希のもとに戻ってくる
回遊魚のような男。

スポンサーリンク

同じ部署内での恋愛なんて周りに知れたら面倒くさいと
お互い思っていたので、他の人には秘密で付き合い、同棲。
彼がそっけなくなった(しかしやることはやる)ので、
もともと自分に自信無しの私は、もっと努力しなければ…
と悩みながら化粧や苦手な料理を頑張っていた、その矢先。

料理教室から帰ってみると、
空の缶チューハイ数本と何故か何も着てない彼が部屋に転がっていた。彼爆睡。
左手には開きっぱなしの携帯電話。
着信がきているらしく、携帯が震えていたので、何気なく手に取った。
かけて来ていた相手は…転職した後輩(以下、希)だった。
最近の彼の態度から、不審に思って着信履歴を見ると…
履歴は数ヶ月分、希でびっちり。なんだこれ?と思って
メールフォルダも開いてしまった。完全にクロだった。
ハートマーク満載のメール。彼から希への送信メールも
絵文字満載、好 きだよちゅっちゅな内容…お前私に絵文字メールなんてしたことねーだろーが!

頭に血がのぼった私は、彼を叩き起こした。
正直に言えば、なぐった。
「った!!!んだよ?なんなのぉー?!」と不機嫌な酔っぱらいに、
「どういうこと?」と携帯を見せると、みるみる彼の顔が青ざめる。
「説明して」とさらにつめよると、
「うわあああ」と叫びながらアパートのドアから逃亡。
ドアが開かないように外から必タヒで押さえている彼。
内側からガチャガチャやってた私は、ふと冷静になり…
ドアの鍵を閉めてみた。

何も着てない状態で閉め出し状態になる彼。
しかし本人はそのことに気づいてない模様。

スポンサーリンク

まあ、アパートは3階だが、
廊下は外からそんなに見える位置でもない。
同じ階の人が帰宅してこない限り、注目する人は居なかっただろう。

何分たったか覚えてないが、
最終的にはドアどんどん開けて開けての騒ぎで部屋に入れ、
なぐり飛ばし、正座させて言い訳を聞いた。

以下彼の言い訳
希には学生時代から付き合っている
パチプロの彼氏(ヒモ?以下希彼)がいるが、
突然希の前から姿を消し、音信不通になることもしばしば。
ふとしたきっかけで彼が希からメール相談を受けるうちに愛が芽生えた。
「希彼戻ってこないけど健気に待つワタシ。でも寂しいよぉ」
と嘆く希を慰めるため、彼は出張に出るときは毎回わざわざ関西を経由し、
希の部屋に泊まっていた。
自由奔放な希彼の話に対抗すべく、
自分は元カノにストーカーされている設定にして希に愚痴を吐き、
「彼クンかわいそう」と同情をかっていた。
希とは希彼が戻っ てくるまでということが前提の付き合いでお互い遊びだし、
本当に好きなのは私だけ。許してくれ。

書いてると改めて彼氏クズだなと思う。元カノストーカーって
私のことかよざけんな。こちとら彼の為に
必タヒで女度を上げようと努力してたのに虚しい。
ちなみに何故何も着てなかったのかは分からないが言い訳によると
シャワーあびよう→希から電話来た→飲むか(このへん理解不能)→寝落ち
らしい。

その後はフラッシュバックや猛烈な体調不良に苦しむ私と、
何故か関係修復する気満々の彼でグダグダな展開なので省略。

最近ようやく体調も落ち着き始めて、
別れ話&同居解消したので、 記念カキコ。
しかし、粘着されている。部署は変わったものの同じ会社なので切るに切れず、
意味不明なポエムメールがくる。
なんなんだお 前は。と彼に言いたいが無視している。

スポンサーリンク