祖母「生きてる人間が一番怖いんだよ。おばけなんてちっとも怖くないんだよ」

夏なので思い出した話

看護師やってた死んだ祖母が、よく

「生きてる人間が一番怖いんだよ。おばけなんてちっとも怖くないんだよ」

って言ってた
小さい頃ならわかるけどデカくなっても言うからなんで?
って理由聞いたら

「病院で勤めてればおばけなんてみんな見たことある。
でも、おばけは迎えに来ても、人を死なせることはない。
人を殺すのはいつだって人なんだよ」

って言ってた
あと「おばけで怪我した人なんて見たことないけど、
銃で撃たれた人は運ばれてくる」とかねw
まあ確かになーなんて思ってたんだけど、
大人になって結婚して、偶然にも義母が看護師だった

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しかも歳の差があるので、ちょうど祖母より一回りくらい下なだけ
その義母も

「心霊体験みたいなものは経験あるけど、やっぱり怖いのは人間」

って言ってた
交通事故で運ばれた患者が亡くなった時、
駆けつけてきた遺族が保険金が入りますね!
って堂々と喜んでたり、90歳超えの親の年金で暮らしてるから
どんな手を使ってでも生かしてくれと頼んできたりする人は多いとか
おばけより怖い人間にはなりたくないなと思ったよ

昔だったからねw
今より893の抗争とかあったみたい
あと「看護学校は訳ありで入る人も多くて、
帰る場所がないけど過酷で耐えられないと精神病んで
飛び降りる人が多かった」とか、
「精神科に勤めてたときに朝出勤したら、
工事現場から盗んできたと思われるダイナマイト巻いて
待ち伏せてる外来患者がいたことがある」とか

「なぜかその人が誰かに頼まれて休み変わると
確実に容態が急変して亡くなる人がいる、
というジンクス持ちの看護師がいたりする」

とか、すごい話がたくさんあったな

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